2022年04月05日
「トゥアレグ族」と「塩キャラバン」のお話、伺います。
ジャーナリスト、デコート・豊崎アリサさんをお迎えしています。
アリサさんの今回の著書、「トゥアレグ~自由への帰路~」
ここで描かれたトゥアレグ族は、北アフリカの原住民である
ベルベル族の一族。元々は遊牧民でラクダを飼いながら
牧草地を移動していましたが、現在は大部分が定住化しています。
ただ、中でも塩キャラバン…塩山から塩を運ぶキャラバンは
昔ながらの生活をしているそうです。
遊牧民の支援団体「サハラ・エリキ」これはどんな仕組みですか?
アリサ「2006年にアルジェリアのタッシリ・ナジェール
砂漠で作ったラクダ使いの仕事を支援するための
NPO団体です。
当時、ラクダオーナープランを海外に募集して、
日本人が多くのスポンサーになって、ラクダに
“タナカ”や“シュウイチ”という名前をつけてもらいました。
ただ、その後で治安が悪くなってしまい中断しましたが、
2020年のコロナ禍前に再開させました。」
▼サハラ・エリキのHPでは、
実際のキャラバンの写真やツアーの詳細なども掲載しています。
今夜の選曲… BLUES DU DESERT,PT.1 / IBRAHIM DJO EXPERIENCE