2022年04月07日
ウラン鉱山の放射能汚染とトゥアレグ族への影響とは…。
ジャーナリスト、デコート・豊崎アリサさんをお迎えしています。
アリサさんはトゥアレグ族が働くニジェールのウラン鉱山の
実態を取材されました。これはフランスの原子力会社が作った
鉱山です。このウラン鉱山を取材するきっかけにもなったのは、
東日本大震災での福島原子力発電所の事故があったといいます。
アリサ「ウラン鉱山は70年代から作られています。
驚いたのは日本の民間企業もその鉱山に資本参加して、
日本人エンジニアとその家族が移り住んでいたようです。」
今でも日本語で書かれた看板が置いてあるとか…。
このウラン鉱山では、50年間放射能が次第に漏れ出て、
サハラ砂漠の風によってあちこちへと飛ばされているといいます。
アリサさんが取材した地域では10年ほど前から見たことのない
病気が家畜に出ているようです。
アリサ「家畜が病気になると遊牧民はその家畜のミルクや
肉、チーズを食事にしているので、赤ちゃんにも病気が
広がっていました。」
今夜の選曲… Uranium / Kraftwerk
TISNANT AN CHATMA / TAMIKREST