2022年04月26日
世界の裁判所をめぐった経験…そして、執筆した著書「世界裁判放浪記」とは?
弁護士の原口侑子さんをお迎えしています。
原口さんの最新著書『世界裁判放浪記』が、
コトニ社より発売中。この本は、海外の裁判傍聴の
旅を記した本。どんな風に取材をしていたのか
伺いました。
原口「裁判所に行く前に思っていたのは現地の
言葉で話しているからわからないと思って
いたんですが、行ってみてわかったコツが
ありました。大体、身なりのいい弁護士さんの
中には英語が喋れる人がいるので、そんな人に
解説をしてもらうようになりました。」
小黒「本の中には原口さんのスケッチした
裁判所の様子が描かれていますが、日本の
裁判もイラスト書く人が、抽選で入ってる
ようなものですよね。」
原口さんが傍聴したのは30数カ国ほど。
その中でも印象的だったのはアフリカ南部の
マラウィでの裁判の様子…。
原口「青空の下で裁判をやっているんですが、
写真を撮っても怒られないんです。
他にも赤ちゃんが出たり入ったりして、
物売りのおばちゃんが中に入って来ても
裁判は続行しているんです。
私の持っている権威性のある裁判所の
イメージとは全然雰囲気が違いました。」
▼原口さんの著書『世界裁判放浪記』が、
コトニ社より発売中です。
今夜の選曲… Balazando / Ballake Sissoko & Vincent Segal