2022年06月30日
【Podcasting 第794回】アケミ・S・ミラーさん
今回のポッドキャスティングは、
6月27日〜6月30日放送分、株式会社AKEMI S. MILLER Beauty Studio代表、
アケミ・S・ミラーさんです。
今回のポッドキャスティングは、
6月27日〜6月30日放送分、株式会社AKEMI S. MILLER Beauty Studio代表、
アケミ・S・ミラーさんです。
株式会社AKEMI S. MILLER Beauty Studio代表、
アケミ・S・ミラーさんをお迎えしています。
小黒「日本とNYを繋ぐということですが、
そのBIKE JAPANのイベントはどこで
やろうと?」
アケミ「愛媛県のしまなみ海道の中に
ある”ゆめしま海道”で予定しています。
実は最近最後の橋がかかったばかりで
信号もあまりなくて…町長さんなんかは
ずっと乗り気で、警備の人数が減るよ、
なんて言っています。
愛媛県知事とも話していて、この後は
リゾートにしなくてはという話を
させてもらっています。
確固としたリゾートがあれば、世界中に
家を持っているようなセレブたちが、
なんなら島を買うよ、っていうかもしれない。
海外からの人を誘致して、日本のものを
海外に売り出す窓口にもなるんじゃないかと
思っています。」
来年2023年の10月に第1回BIKE JAPANを
開催予定です。3000人規模のイベントにする
とのことで、そのうちの500人は海外の
方にしようと思っているとのこと。
そして、その翌年の5月には
ニューヨークで開催する予定です。
今夜の選曲… Bicycle Race / Queen
株式会社AKEMI S. MILLER Beauty Studio代表、
アケミ・S・ミラーさんをお迎えしています。
アケミさんは今年、一般社団法人
BIKE JAPANの代表理事に就任されました。
アケミ「コロナ禍という最悪な状況の中で、
日本とNYを繋げたいという思いがありました。
私の作った服は高くてですね、NYでは
それを買う層に買ってもらえました。
でも、日本ではエコノミーがすごく
厚いんですよね。そうした普通の人も
楽しんで貰えるようなことをしようと
考えたんです。
大阪京都って自転車王国ではあるんですが、
マナーが悪くて事故が多いんです。
そうした時に、知り合いだったNYの
スポーツコミッショナーが
BIKE NEW YORKの代表になっていました。
彼と話していくうちに、私が全部
セットアップしたら、彼が乗ってくれる
という話になっていったんです。」
今夜の選曲… THERE MUST BE MORE TO LIFE THAN THIS (William Orbit Mix)/QUEEN & MICHAEL JACKSON
株式会社AKEMI S. MILLER Beauty Studio代表、
アケミ・S・ミラーさんをお迎えしています。
アケミさんは、トランプ元大統領の
「トランプタワー」に住まれていた事も!
隣にはジャネット・ジャクソンと
サラ・ブライトマン、上の階には
スティーブン・スピルバーグ監督や
ビル・ゲイツなど……錚々たるセレブが
住んでいたといいます。そして、
同じくトランプタワーに当時住んでいた
マイケル・ジャクソンの私服も
担当されました。
アケミ「トランプタワーに帰って
きたら、仲良しのエレベーターマンが
『早く来い!』ってエレベーターの中から
手招きしてるんです。飛び乗った途端に扉が
しまって、その扉に反射して後ろにいた
マイケル・ジャクソンに気がついたんです。
マイケルだ!と思ったけど、著名人が
多いので後ろ振り向かないでおこうと
思って…で、その仲良しのエレベーターマンが
『CNNに出ているの見たよ!頑張っているね』
って話して、60階で私は降りました。
マイケルは62階のワンフロアを
持っていたのでそのまま上がっていったんですが
しばらくしたら、そのエレベーターマンが
ドアの前でインターホンを鳴らしていました。
彼は『Are You Interested in Mr.Jackson?』
って聞くんです。話を聞くと、私が降りた後で
マイケルが『彼女はどんな服を作っているの?
パンフレットとかない?』って聞いて
きたんですって。エレベーターマンが作品を
何個か上に持っていって、しばらくしたら、
マイケルから作品が『とても美しい、
僕の私服を作ってくれませんか?』
って言われたんです。
マイケルはプライベートコレクションという形で
その服を着てくれて、私も『この服を着たら
貴方は強くなる』って書いて彼に渡していて。
彼も『アケミのシャツを着たら気分がいい、
強くなれる気がする』って言ってくれました」
今夜の選曲… Man In The Mirror / Michael Jackson
株式会社AKEMI S. MILLER Beauty Studio代表、
アケミ・S・ミラーさんをお迎えしています。
兵庫県出身、1989年に、ニューヨークに渡り、
ニューヨークコレクションなど、25年間
ファッションデザイナーとして活躍され
2013年に帰国。
AKEMI S. MILLER Beauty Studio設立し、
トータルビューティープロデューサーとして
活躍されています。
小黒「渡米される前にやられていた東京での
お仕事というのは?」
アケミ「その頃、20代で京都から着物を
5ブランドから出す着物作家として活動
していました。芸能界の方によく着て
いただいて 紅白歌合戦は10年間…
小林幸子さんや、川中美幸さん、
最後は坂本冬美さんに着ていただきました。」
他にも多くの女優の着物を担当されていた
アケミさん。しかし、バブルに沸いていた
当時の日本よりもニューヨークでの
活動に移行した理由は着物の未来を
憂いてのものでした。
アケミ「着物の未来が見えなかったんです。
第一には、自分で民族衣装を着ることが
出来ない国民って日本人だけじゃないですか。
自分で着れないし、ヘアメイクもしなくては
いけない。普段から着物を着なくちゃいけない
ポジションの人しか着ない……。
20代で5ブランドから着物を出したけど、
街でそれを着ている人をほとんど見ない。
試行錯誤をして、着物業界で私は役に立てない、
どうしたらこの日本の色柄を生かしていけるか…
と、考えた時に洋服にすればいいと思いました。
着物ではなく“きるもの”として考えたら、
着物をデフォルメした今の時代にあった
ファッションが出来てもいいなと思い、
300点程作品を作りました。」
98年渡米し翌年には、コレクションデビュー。
さらに3年後には、ファッション・ウィークの
初日に、唯一の日本人デザイナーとして
コレクションを発表されます。
この25年間コレクションを続けてこられた
秘訣とは?
アケミ「私は、ファッションに関しては全て
独学なんです。自分が着物を表現するのに
ファッションとして昇華して世界中の人に
着てもらえる。いいものだったら人は
付いてくる…という思いでこの25年間
やってきたと思います。」
今夜の選曲… Crazy Little Thing Called Love / Queen
ミュージシャン・ドラマーのJackeyさんをお迎えしています。
そして、Jackeyさんご自身が企画された
『Yokohama Samba Festival 2022』が
今月6月25日に横浜のライブハウスBAYSISで
開催されます。
Jackey「日本のサンバグループで活躍されて
いる方達が、一堂に会することってあまり
ないんですよね。ブラジルに行かなくても
サンバを楽しめる1日にしたいなと
思っています。」
出演】ミストケンチ / 走れ!こ~た~ず/
Banda Girassol / NOVA ERA /けいことまさと/
グルーポ カデンシア&ファミリア / DJ Masa
配信スタート 17:00~
TICKET:¥3.000
※残念ながら、6/25のイベントのチケット予約が
定員に達しました。以後は配信予約のみで7/9まで承ります。
https://twitcasting.tv/baysisyokohama/shopcart/144793
今夜の選曲…Não Há Tristeza Que Possa Suportar Tanta Alegria / Zé Paulo Sierra · Viradouro
ミュージシャン・ドラマーのJackeyさんをお迎えしています。
日本でサンバといえば、
浅草サンバ・カーニバル・コンテスト!
Jackeyさんも、2008年から参加されています。
Jackey「埼玉県戸田市のチームなんですが、
ダンサー、打楽器隊合わせて300人くらい
いないと浅草のは参加できないんですよ」
その後、2013年には打楽器隊のリーダーに
就任されます。
Jackey「打楽器隊と言っても、皆さん楽器を
やっていない人ばかりなんです。経験者の方が
少なくて…最初は困ったな、という思いも
ありましたが、逆にいえば腕の見せ所だな
と思うようになりました。
実際、ブラジルの方が来て、教えて頂いた時に
譜面もないのに、身振り手振りで教えて、
すぐに出来るようになるですよね…
言葉も通じないのに教えるのが本当に
出来ちゃうんです。
そういう風に楽器が出来なくても
楽しめちゃうような所まで持っていくのが
目標ですね。」
今夜の選曲…Fala, Majeté! Sete Chaves de Exu G.R.E.S. / Evandro Malandro
ミュージシャン・ドラマーのJackeyさんをお迎えしています。
Jackeyさんは、毎年、浅草サンバカーニバルに
出場するなど、サンバの活動も精力的に
行っているようです…。
Jackey「Unscandalのボーカルの人と一緒に
志村坂上でやっていたサンバパレードを
見に行き、面白かったんですよね。
ボーカルも、リズムやきめを入ってきて
教えてくれ、なんて言われたんで、
そのまま入って今に至ります。」
そして、4年前には本場リオのカーニバルも
現地で観覧されています。
Jackey「やっぱり灯りが綺麗でしたね。
結構丸一日、やっていて終わったのは
朝になるくらいでした。
コンテストになっているんですが、
実は浅草のサンバカーニバルは、
このリオのカーニバルに次いで
大きなサンバカーニバルと
言われています。」
今夜の選曲… O Império do Samba Na Rota da China/G.R.E.S.Império Serrano
ミュージシャン・ドラマーのJackeyさんをお迎えしています。
Jackeyさんは、1968年東京・板橋生まれ。
画家でカンテの名手だった堀越千秋氏の
アルバムに参加しCDデビュー。
数々のバンドを経て、1998年、Unscandalに
ドラマーとして加入。
また、毎年、浅草サンバカーニバルに出場するなど、
サンバの活動も精力的にされ、ライブイベントの
企画も手掛けていらっしゃいます。
小さい頃から音楽一家だった家族の影響もあり、
小学校からティンパニを叩き、中学では
ブラスバンド部に参加。
バンドを結成するメンバーがいる高校を
探して入学し、バンド活動も始められます。
その後のバンド活動の指針のようなものを
見つけたきっかけは?
Jackey「僕が20歳の時に兄がスペインにいて、
親から現地に行ってこいと言われたんです。
当時、スペインはハードロックが好きな人が
多くて、この音楽は日本でも通用するなと
思ったんです。
戻ってからハードロックバンドを作ったり
加入したりをしていました。
そして、98年にUnscandalにドラムとして
参加しました。」
今夜の選曲… 月の明かりにてらされて / UNSCANDAL
今回のポッドキャスティングは、
6月13日〜6月16日放送分、株式会社「BIG EYE COMPANY」CEO 大塚桃奈さんです。
株式会社「BIG EYE COMPANY」CEO 大塚桃奈さんをお迎えしています。
「Transit General Office Inc. SATOSHI MATSUO」
今年1月に上勝町のゼロ・ウェイストの
取り組みが令和3年度「ふるさとづくり大賞」の
最優秀賞を受賞されました。
これは暮らしている皆さんの努力の賜物…
継続のためには地域コミュニティの
強力というのは欠かせないといいます。
現在、上勝町への移住者も増えつつあるとか・・・。
「Transit General Office Inc. SATOSHI MATSUO」
大塚「私たちのホテルに宿泊してくれた方が
今移住して一緒に働いています。
上勝のゼロ・ウェイストセンターが
出来たことで興味を持って来てくださる
学生さんもいる中で、ここでの暮らしの
楽しさを共有できたらいいなと思っています。」
元気なおじいちゃんおばあちゃんとの交流を
しながら様々なことを教えてもらえる環境という
上勝町。他には、RISE&WINという
お店では、ビールの醸造過程で出る
モルトカスや濃度の高い廃液を
液肥にして、麦を作り、ビールを
作る…という地域内循環で出来た
ビールを堪能していただけます。
今夜の選曲… It Won't Be Wrong / Jakob Dylan, Fiona Apple
株式会社「BIG EYE COMPANY」CEO 大塚桃奈さんをお迎えしています。
「Transit General Office Inc. SATOSHI MATSUO」
「Transit General Office Inc. SATOSHI MATSUO」
上勝町はゴミを45種類に分別しています。
こうした取り組みに対して、地元住民の方の
反応とはどのようなものなのでしょうか?
大塚「人それぞれではありますが、
これが当たり前になっていると言われています。
町の半分が高齢者なので、分別に関しては
手間だと思われる方もいるので、
この小さな町でみんなが心地よく
使ってそれがゴミにならない選択肢を
見つけていくのが我々の役割だなと
感じています。」
上勝町では、分別に協力した住民へ
ポイントを配布する
“ちりつもポイント制度”を導入しています。
ポイントが貯まると、環境にやさしい日用品や
商品券と交換できるとのこと!
そして、ゼロ・ウェイストセンターWHYの
丸の部分にあるホテルでは宿泊することで
上勝町でのゼロウェイストな暮らしを体験
できるといいます。
「Transit General Office Inc. SATOSHI MATSUO」
「Transit General Office Inc. SATOSHI MATSUO」
例えばチェックインの時には
石鹸のはかり分けの体験をしています。
普段必要な量を把握できるようにしている
とのこと。
そして、チェックアウトの際には、スタッフと
一緒に45種類のゴミの分別の体験も。
大塚「ゴミステーションにキッチリ
分別することが心地いいなって声や、
逆に物を何も買えなくなりました、と
いう声もいただきました。
(宿泊したことで)何か原体験として
持ち帰っていただけるものになれば
いいなと思っています。」
今夜の選曲… Never My Love / Jakob Dylan, Norah Jones
株式会社「BIG EYE COMPANY」CEO 大塚桃奈さんをお迎えしています。
「Transit General Office Inc. SATOSHI MATSUO」
――大塚さんと上勝町とのつながりが始まったのは、
大学生の頃。「上勝町ゼロ・ウェイストセンター WHY」を
設計した、建築家の中村拓志さんと知り合いだった
ことから上勝町のことを知り、実際に訪れたと言います。
そんな大塚さんが環境問題に関心を持つ最初の
気づきは、ファッション。
「トビタテ!留学JAPAN」の
ファッション留学で渡英したことを
きっかけに、服を取り巻く社会問題に
疑問を持ち、長くつづく服作りとは何か
見つめ直すようになったと言います。
大塚「自分が着る服ってどこから来て、
どこへ向かうのか…今まで表面的な
ものしか考えていなかったけど、
服が作られる背景には低賃金、低年齢で
働かされている人の問題や、
農薬の大量散布によってコットンが
育てられていたり…今まで見えていない
ところに思いを馳せたときに、
環境や社会が自分事として
捉えられるようになりました。」
今夜の選曲… She / Jakob Dylan, Josh Homme
株式会社「BIG EYE COMPANY」CEO 大塚桃奈さんをお迎えしています。
「Transit General Office Inc. SATOSHI MATSUO」
大塚さんは、1997年神奈川県生まれ。
2020年国際基督教大学を卒業と同時に
徳島県上勝町へ移住し、
「上勝町ゼロ・ウェイストセンター WHY」を
運営するBIG EYE COMPANYの
CEO(Chief Environment Officer)に就任。
ごみ問題を通じて、循環型社会の実現を
目指していらっしゃいます。
徳島県上勝町は、2003年に自治体として
日本で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」
廃棄物ゼロを宣言したことで注目を
集めています。
2020年5月にオープンした
「上勝町ゼロ・ウェイストセンター WHY」は
上勝町が、ゼロ・ウェイストを推進する中で
設立した新たなプラットフォームです。
「Transit General Office Inc. SATOSHI MATSUO」
大塚「なぜ、ゴミを捨てるのか?という
ことを町の内外の人と一緒に考えることを
目的とした公共複合施設になっています。
そのため、上から見てみるとハテナの
形をしているのが特徴です。
主に5つの機能があって、1つ目は
上勝町のゴミの中間処理施設でもある
『ゴミステーション』町内唯一のゴミ
回収スポットになっています。
その他には、町民の方が中古品を持ち込んで
リユースを促進する『くるくるショップ』、
『交流ホール』では写真展などのイベントも
開催されていますし、『ラボラトリー』
というオフィススペースは企業の方が
レンタルできる空間です。
そして、ハテナの丸の部分に当たるのが
体験型宿泊施設で、上勝の生活を
体験することができます。
今夜の選曲… No Matter What You Do / Jakob Dylan, Regina Spektor
今回のポッドキャスティングは、
6月6日〜6月9日放送分、株式会社 丸玉屋小勝煙火店http://mof.co.jp・花火師の小勝康平さんです。
株式会社 丸玉屋小勝煙火店http://mof.co.jp・花火師の小勝康平さんをお迎えしています。
小勝さんが携わられているのが、
7月3日に沖縄の宜野湾海浜公園
(宜野湾トロピカルビーチ)で
開催される「琉球海炎祭」。
3年ぶり、19回目の開催で、
100分の1秒単位で合わせた音楽と
花火のコラボレーションを
お楽しみいただけます。
小勝「老若男女楽しめるようになっていて、
コシノジュンコさんのデザイン花火や、
葛飾北斎の代表作・富嶽三十六景の一つ
「神奈川沖浪裏」を花火で表現しています。
花火自体は1時間くらいで、1万発規模の
花火大会です。」
琉球海炎祭では、クラウドファンディングも
行われています。
小勝「今年は3年ぶりの開催なんですが、
運営が大変な状況もあり、皆さんからの
協力を募らせて頂いています。」
詳しくは「CAMPFIRE」の募集ページで
クラウドファンディングの詳細を
ご確認いただけます。
https://camp-fire.jp/projects/view/586921
小勝さんがこだわって作り出す花火と音楽の饗宴。
ぜひ、会場でお楽しみください!
▼株式会社 丸玉屋小勝煙火店HP
http://mof.co.jp/
今夜の選曲… Kockeemoonga/ Wada Mambo
株式会社 丸玉屋小勝煙火店http://mof.co.jp・花火師の小勝康平さんをお迎えしています。
夏の風物詩でもある花火大会。
その始まりは江戸の大飢饉、
コレラ蔓延の時に、徳川吉宗が
慰霊鎮魂、疫病退散を目的に
隅田川で始まったと言われています。
しかし、近年のコロナ禍では
墨田川花火大会をはじめ、
全国各地で相次いで中止に…。
小勝「世の中の状況で仕方なく、
中止続きでした。そんな中、
同世代の花火師たちと2020年の
コロナ真っ只中に何かできないかと思い
全国一斉に告知も一切せず、
200社近い花火業者さんが参加して、
悪疫退散ということで花火を打ち上げました」
小勝さんが今後挑戦してみたいのは、
海外のように大規模で行われる花火大会。
小勝「海外で15キロに渡っての花火大会
なんてのもみたんですが、その時は打ち上げも
20万発とか日本とは桁違いでした。
今年の花火大会は、昨年までの状況からも
良くはなっていると聞きますが、
首都圏での開催は難しいようです。
勝手にですが、花火が上がれば日本が
良くなると思っていますので、花火の力で
何かできればいいなと思っています。」
▼株式会社 丸玉屋小勝煙火店HP
http://mof.co.jp/
今夜の選曲… Kockeemoonga/ Wada Mambo
株式会社 丸玉屋小勝煙火店http://mof.co.jp・花火師の小勝康平さんをお迎えしています。
小勝さんは、25歳で会社に入社するまで、
イタリアに留学されていました。
小勝「20歳くらいの時に、イタリアで花火の
コンクールがあって海外の花火を見た時に、
見たことのない花火だなと思いました。
そこで勉強させてもらいたいと話をしたら、
呼んでもらいました。修行という程では
なかったですが、日本との違いを見て、
感動したのは覚えています。」
日本と海外の花火の大きな違いは、
打ち上げた時の演出の仕方。
20年ほど前のイタリアの場合、
当時の日本の花火にはなかった音楽に
合わせて花火が緻密に打ち上げられる
ショーが見られたと言います。
小勝「日本の花火は花火が主役で、
みんながそれを見に来る。
海外の花火は、結婚式や何かの
パーティだったり何かのおまけの
ような場合が多かったですね。」
▼株式会社 丸玉屋小勝煙火店HP
http://mof.co.jp/
今夜の選曲… Paseo/ Wada Mambo
株式会社 丸玉屋小勝煙火店http://mof.co.jp・花火師の小勝康平さんをお迎えしています。
小勝さんは、1982年東京生まれ。
25歳のとき、家業である花火の製造と打ち上げを
行う「丸玉屋小勝煙火店」に入社。
伝統的な日本の花火の進化とショーとしての
花火の両立を目指し、花火師として、国内外の
花火大会やイベントに従事されています。
小勝「現場によりますが、大きい花火大会だと
40人から50人、小さな現場だと3、4人のチームで
動いています。
社員だけでなく、その時だけ手伝いに来てくれる人もいて。
実は、花火師だけでやっている大きな大会って少ないんです。
農家の方や電気屋の人など…資格を取ったり、研修を
受けて、手伝ってもらうこともあります。」
大きな花火大会の準備には「星」と呼ばれる
空中で光る火薬を作るのに3ヶ月。
そして、球を作っていくのに3〜4ヶ月
ほどかかると言います。
柏崎の大花火などの国内最大規模の花火大会では、
花火が終わった次の日から構想を考え、一年を
かけてまた準備をしているそうです。
▼株式会社 丸玉屋小勝煙火店HP
http://mof.co.jp/
今夜の選曲… Bakelite Special / Wada Mambo
株式会社スペース代表取締役、齋藤俊輝さんをお迎えしています。
スーパーフード・マイスターの資格を取って
齋藤さんが開発した軽食ブランド『NOSTRA』とは?
齋藤「スーパーフードを12種類使ったフレークに、
生乳100%で酸味を抑えたヨーグルト、
さらにそれにいくつかの蜂蜜をブレンドしたもの……
それら3つを組み合わせた1セットを販売しています。
うちの会社としては、フレークを主役にしている
ところがあって、スーパーフードを12種類…というのが
わかりずらいところではあるんですが、スーパーフードを
使った食品というのは大体3、4種類入ってたら多い方です。
なので、それを12種類も使って美味しく仕上げるという、
すごく難易度の高いことをやっていますね。」
小黒「このブランド名の『NOSTRA』
これって、すごく女性とは縁遠いものだと
思ったんだけど、どうして名付けたんですか?」
齋藤「これ、すごく色々な名前の案を出したんですが、
美容や健康に向けた商品となるとすごく可愛らしい感じの
名前ばかり出てきたんです。それってあまり印象に
残らないなと思った時、GODIVAが目についたんです。
チョコレートって女性に人気高いけど、名前はすごく
男性的だなって思って…それがとても芯のある
ブランドだなって感じて、名前をNOSTRAに決めました。」
齋藤さんの資料の中には“仙豆”というキーワードも。
これは漫画ドラゴンボールに登場する食べると
一気に体力が回復するもの。
サプリメントが発展して、それだけを食べて生活が
できるようになった時、とても贅沢なものになっている
であろう食事という行為。そこに敢えて生の食べ物や
食事本来の楽しさを届けたい、という思いが根本にあると言います。
今夜の選曲… NORTH OF THE SUNSET/THELONIOUS MONK
株式会社スペース代表取締役、齋藤俊輝さんをお迎えしています。
齋藤さんは2017年に25歳の時に、
株式会社スペースを設立されます。
その最初の事業とは?
齋藤「引越しの頻度がすごく高かったこともあって、
その手間がすごく掛かるのを感じていました。
その中でも引越し業者を選ぶのもハードルが
高かったんです。見積もりの比較サービスも
当時あったんですけど、そういうサービスは
個人の電話番号と情報を複数の引越し会社に
届いて、そこからお客を取ろうとする。
だから、なんとしてもお客をつかまえようとして、
電話がすごくかかってくる。
電話が苦手だった僕は、これを電話なしで
LINE登録をするだけで作ろうと思ったんです。」
一見、よさそうに思えるこのサービスですが、
早々上手くはいかなかったと言います。
大手の引越し会社が全く同じサービスを展開したため、
新規参入した齋藤さんは一年半ほどで撤退することに。
齋藤「『BULK HOMMEを超えます』と代表に言って
辞めた手前、すぐ撤退するのは、あまりにも恥ずかしい
と思って歯を食いしばって続けました。
でも、大手の引越し会社に自社のサービスを使った方が
良いという営業をされてしまって…」
その後は、デザイナーの受託など様々なサービスに
挑戦するも、なかなか上手くいかずにいた時、
BULK HOMMEの代表から声をかけられ、
そこから食の事業を昨年始められています。
今夜の選曲… SWEET AND LOVELY/THELONIOUS MONK