2022年08月16日
シークヮーサーの次は、パイナップル…!捨てられた部分を活用した商品の開発とは?
今週のゲストは、株式会社フードリボン
代表取締役社長、宇田悦子さんです。
※リモートでのご出演です。
2017年に宇田さんが設立した
株式会社フードリボン。
最初はシークヮーサーの果皮を
利用した製品の開発から始まりましたが、
基本的には1人で活動しつつ、
お手伝いをしてくれる方に
助けられながらの活動だったと言います。
宇田「立ち上げの時には、本当に
認知度もゼロという中だったんですが、
沖縄セルラーという会社さんにお話の
機会をいただいて、沖縄の特産物でも
あるシークヮーサーを丸ごと活用する
商品についてを説明させて頂きました。
そして、その売上の一部をこのやんばる
地域の自然保護の貢献に寄附するという
世界自然遺産応援プロジェクトKISEKI
に共同で参画していただいて、ECサイト
で商品を紹介してもらうなど、今でも
お付き合いがあります。
そうした地元企業の方の応援がありました。」
そして、その次に宇田さんが取り組んだのは
パイナップルの葉っぱの再生利用事業です。
果実を収穫した後に地面に捨てられてしまう
パイナップルの葉っぱから繊維を取り出し、
さらに、その際に出てしまう残渣も
バイオプラスチックに練り込んで
ストローなどを製造するといったものです。
宇田「東村の村長さんからシークヮーサー
のようにパイナップルも活用して何か
できないかと言われたのがきっかけで、
パイナップルで捨てられているところって
どこなんだろうと調べ始めました。
そのうちに、フィリピンでは葉っぱから
繊維を取り出すためのパイナップルが
栽培されていることも知って、
これを使ってファッションの材料に
なるのではないかと考えました。
知り合いのツテを辿って、パイナップルの
葉っぱを繊維の専門家に送ったのが
スタートでした。」
▼株式会社フードリボンのHPはコチラ
https://food-reborn.co.jp
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