2022年09月26日
旅で知る、直感の大切さ。
旅人・エッセイストの たかのてるこ さんをお迎えしています。
たかのさんは、1971年大阪生まれ。
日本大学芸術学部を卒業後、映画会社に入社され、
テレビプロデューサーとして数々の番組を制作し、2011年に独立。
これまで、7大陸70カ国を旅し、紀行エッセイを数多く執筆されています。
この番組には、10年ぶりのご出演!
当時は、40カ国を旅された...とお話されていたので、
10年で訪れた国が30カ国増えている計算になります。
小黒「世界を放浪する人って色々いるけど、
てるちゃんは、訪問する国を決める、決定的なものは何?」
たかの「映画とかの影響を受けることが多いですね。
例えば、セブン・イヤーズ・イン・チベット見て
ダライ・ラマに会いたい〜!とか、キューバの映画見たらキューバに!」
小黒「聞いてると...反射能力だな(笑)」
たかの「やっぱり直感が正しいな、といつも思うんです。
気重い飲み会は、やっぱりツマラナイじゃないですか〜
旅に出ると、直感が研ぎ澄まされて、本当は自分は何がしたかったのか
って気が付けるのが良いなと思ってます。」
たかのさんは、基本旅では何も決めずに行動されています。
その日の泊まる宿も行き当たりばったり!
危ない目にも会いながらも、たかのさんらしい明るさで
全て笑い話になっています。
小黒「旅にネガティヴな思いが全くないんだね」
たかの「日本の方が、よっぽど傷つけられましたね。
上司の小言とかね...(笑)」
前回ご出演いただいた時に話されていたのが、
”担当している大学の授業で、学生には実際に旅に出てレポートを書いてもらう”
という独特の授業内容。
実際に行われ、思い切って海外に行く学生や、
旅をきっかけに就職先を変えチャレンジする精神を持ち始めた学生など、
たかのさんとの出会いで、人生が変わった子達が多かったそう。
ご自身が唯一信頼できたという、中学時代の先生から受けた愛を
新しい世代に繋ぐことができた、と振り返りました。
今夜の選曲:WAITING ON A SONG / DAN AUERBACH