2022年12月07日
海とアコーディオン。そして、ビョークとの出逢い。
今週のゲストはアコーディオニスト、作曲家のcobaさんです。
cobaさんはイタリア・カステルフィダルド市より
世界で3人目となる名誉市民賞を受賞。
カステルフィダルド市は、世界のアコーディオンの
9割を作っている都市。
イタリアを長靴に見立てると、ちょうどふくらはぎに
あたるところに位置しています。
小黒「港とアコーディオンって勝手に繋がって
しまいますよね。」
coba「……おっ、その話、ものすごく面白いんです。
僕はいつもボーダーのシャツを着ているんです。
というのも、アコーディオンができてから、ある職業の
間で大ブレイクしたんです。
その職業というのは“船乗り”なんです。
各港、港の酒屋でアコーディオンを披露して……その港の
船乗りが欲しがって、という流れで世界にアコーディオンが
広まって行ったんです。
だから僕がボーダーを着るのは彼らに対しての
リスペクトの現れでもあるんです。」
cobaさんのアーティストとしての転機はアイスランドが
生んだ歌姫・ビョークとの出会いでした。
ヨーロッパの情報誌に掲載されたcobaさんの写真を
きっかけにライブを見にきたのが2人の出会いでした。
coba「当時の僕はイギリスのギター音楽を
全く聞いてなくて、テクノくらいしかきいて
なかったんです。彼女が来て、バンドメンバーが
『ビョークだ!!』って驚いているんですけど、
僕は彼女が女性だということも知らなくて……。
強そうな名前だったし、一緒に来たハウィー・B
というプロデューサーに向かって
『Hi,Björk.I love your music.』って言ったら、
『違う違う、隣だ』って言われてしまって…」
その後、ビョークとは3年間、ツアーに帯同して
日本での公演も行われました。
▼最新情報はcobaさんのHPでご確認ください。
https://www.coba-net.com
今夜の選曲… coba / Go Go カーニバル