2023年01月03日
世界のフェルメールファン歓喜!史上最大の『フェルメール展』開催。
2023年は、生物学者の福岡伸一さんにとって
とても重要な年なのだとか!その理由について伺いました。
福岡「世界で続く分断…それを繋ぐのは、科学と芸術だと思っています。
その芸術の分野で、2023年2月から、史上最大の『フェルメール展』が
オランダのアムステルダムで開催されます。
世界に37作品しかないと言われている中、28点が結集するという
空前絶後のフェルメール展が開催と…ワクワクドキドキしています。」
ヨハネス・フェルメールは、
『真珠の耳飾りの少女』や『牛乳を注ぐ女』などの作品が有名な
17世紀 バロック期を代表する画家の1人です。
福岡伸一さんは、生粋の ”フェルメール オタク”!
今から10年ほど前には、全37枚のフェルメール作品を
デジタルで、原色・原寸大のリクリエイトをした美術展を開催されました。
そんな中、『真珠の耳飾りの少女』を保有する、
オランダ・マウリッツハイス美術館から福岡さんの元へ連絡が…。
福岡「私は最初、怒られると思ったんですけど(笑)
そうではなく、『フェルメールオタク代表として、
当館リニューアルオープンのプロモーションビデオに出演して欲しい』と
そういうオファーで、出演いたしました。
ですから、私は”フェルメール オタク”として、
本家本元からお墨付きをいただいた、というわけなんです(笑)」
世界中のフェルメールファンが、オランダに足を運ぶことになる、
37作品中、28点が集結する、史上最大の『フェルメール展』。
その展示に関して、福岡先生がある事を企んでいるとのこと…!
福岡「アムステルダムに行ったあとは、きっと
フェルメールの故郷:デルフトも見ていこうと思うはずです。
デルフトには、1枚も作品がありませんが、フェルメールを知ることができる、
フェルメールセンターという施設があります。
その素晴らしい施設の地下のギャラリーをお借りしまして、
我々が持っている、リクリエイトのフェルメール作品37枚すべてを
一堂に並べて、もう一度フェルメールを追体験できると!
そういうプランを考えておりますので、アムステルダムにいかれた方は
ぜひ、デルフトにも足を運んでください!」
小黒「ま、でも、今回は怒られるかもしれないね(笑)」
福岡「あはは(笑)」
今夜の選曲:THOUSAND KNIVES / 坂本龍一