2023年01月23日
脳科学を研究するきっかけ、そして糖の重要性とは?
今週のゲストは、脳科学者の西剛志(にし・たけゆき)さんです。
1975年宮崎生まれ。
東京工業大学大学院 生命情報専攻を修了され
同校の非常勤講師や、特許庁勤務を経て、2008年、
企業や個人のパフォーマンスを アップさせる会社
「T&Rセルフイメージデザイン」を設立。
脳科学的なノウハウや、才能を引き出す方法などを提供し、
これまでに1万人以上をサポート。
また、各メディアでも活躍されていらっしゃいます。
西「元々大学院では人の体の仕組みを研究する仕事を
していたんですが、30代前半で難病を
宣告されてしまったんです。
治療のために研究も続けて、その中で、
脳が病気を生み出しているという
論文に辿りつきました。
そこで脳に興味を持ち始めたんです。
そしたら、その半年後に病気が完治してしまって…。
そういう体験から、もっと多くの人に脳の経験を
して欲しいと、その研究を続けているんです。」
西先生曰く、腸や呼吸などの活動も、働きかける
部分は脳であるといいます。すべての意思決定している
脳が活発になるとあらゆるパフォーマンスが
やりやすくなるんだそう。
そして、西先生の著書「脳科学者が教える集中力と
記憶力を上げる低GI食 脳にいい最強の食事術」が
アスコムから発売されています。
小黒「この本の中で驚いたのは、体の中の2%しか体積を
占めない脳が、体の中の25%の糖分を使っていると…」
西「通常の状態で脳が、カロリーとして使えるのは
糖質だけになるんです。唯一のエネルギー源です。
糖質不足になってしまうと、集中力が切れてしまったり、
記憶力がおちたりしてしまいます。」
気になる食事法については明日以降詳しく伺います!
今回紹介した西先生の著書はこちらから。
脳科学者が教える集中力と記憶力を上げる-低GI食-脳にいい最強の食事術-西-剛志
今夜の選曲… Ocean Wide, Canyon Deep (feat. Laura Mvula)/Jacob Collier