2023年04月24日
「禅」の魅力を発信する活動…そして、映画『典座』制作のお話伺います。
曹洞宗種月山耕雲院副住職の河口智賢さんをお迎えしています。
1978年山梨県生まれ。
駒澤大学卒業後、大本山總持寺で修行を積まれ、
全日本仏教青年会理事、全国曹洞宗青年会副会長を兼任。
現在は耕(こう)雲院(うんいん) 副住職として禅の魅力を発信すると共に、
仏事に止まらず学び場、遊び場としてお寺で様々なことに
取り組まれています。
耕雲院は山梨県都留市の富士吉田市側に位置しており、
富士山からの湧き水が湧いています。
お寺自体は1398年、室町時代に創建されています。
河口「禅というのはそもそも、削ぎ落としていく、
シンプル化、スリム化して本質を見つめていく
ということ。今の企業や社会に必要とされていると思います。
お寺は約77000寺あるのですが、中でも曹洞宗だけでも、
15000件くらいあるので、禅を海外でも『ZEN』として
認知されているのはありがたいことですね。」
河口さんが出演もされた映画『典座』が2019年に
公開され、第72回カンヌ映画祭で高い評価を得て、
マルセイユ映画祭でも観客賞を受賞されています。
https://www.sousei.gr.jp/tenzo/
今夜の選曲… RAINBOW ROAD / 細野晴臣