2023年04月27日
寺院が抱えている問題と、メッセージの発信というお話、伺います。
曹洞宗種月山耕雲院副住職の河口智賢さんをお迎えしています。
お坊さんたちの全国規模のつながりというのは、
各宗派の青年会などで繋がりあい同世代で問題提起を
していると言います。近年では、宗派を超えて
の交流もあるそうです。
女性進出をお寺の世界でも進めていこうということで、
男性が9割という曹洞宗では、女性が活躍できる仕組みが
必要だと河口さんは言います。
河口「映画『典座』では、曹洞宗の尼僧で高僧の青山老師
という方にご出演いただいて、尼僧さんからの視点で
お話もいただいてます。」
河口「仏教界では、私たちのような若い世代からも
意見を出していこうという動きは進めています。
仏教やお寺は何千年という歴史の中で紡がれてきた
もので、必要がなければ社会からとうの昔に
なくなっていると思うんです。
それが残っているということは、何かしら必要である
だと思います。
その本質は変えずに、現代社会に合わせたメッセージを
伝えていく必要があると考えていて、オンライン、SNSを
使ってお釈迦様の言葉や、道元禅師の言葉を現代語訳して
発信するよう心がけています。」
今夜の選曲… WALKERS / 細野晴臣