2023年05月01日
世界の台所”探検家”になったきっかけとは?
世界の台所探検家の岡根谷実里さんをお迎えします。
1989年長野県生まれ、東京大学大学院
工学系研究科修士修了後、クックパッド株式会社に
勤務し独立。世界各地の家庭の台所を巡り、
「世界の台所探検家」として料理を通して見える
暮らしや社会を発信されていらっしゃいます。
岡根谷さんには2年前にも番組にリモートでご出演いただきました。
その際は、コロナ禍の真っ只中。その期間、海外への
渡航もできなかったのでは?
岡根谷「そうですね。久々に出かけたのが、
2021年10月にメキシコに行きました。
そこから去年は4回くらい渡航しています。」
岡根谷さんは、東京大学の社会基盤学科。
進んだきっかけは、昔から途上国に関わる仕事で、
知らない国に携わり続ける…そのために技術を
学ぼうと思っていたといいます。
その後、クックパッド株式会社に勤務されます。
岡根谷「技術系の会社も受けたのですが、
なかなか上手くいかなかったのもありましたし。
大学院時代にケニアにインターンシップをしていて、
人の生活が良くなる面と、人の生活が壊されていく
面もあることを知りました。人が自分自身の生き方を
作れることをしたいと思ったら、そこに料理との出会いが
ありました。」
▼岡根谷さんの最新著書「世界の食卓から社会が見える」が
大和書房から発売されています。
https://www.daiwashobo.co.jp/book/b621780.html
今夜の選曲… So Ubuji / Makaya McCraven