2023年05月16日

気候変動のタイムリミットというお話、伺います。

今週のゲストは、環境活動家の露木しいなさんです
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露木さんは、小中学生や高校生に気候変動の
思いを届ける講演をされています。
2020年から講演を始めて、これまで訪れた
学校は約220校、約3万2000人ほどの生徒へ
お話を届けられてきました。

露木「反応は学校によって本当に様々です。
例えば、逗子の方にある小学校は、講演を
させてもらってから、すぐにその小学校5年生の
1クラスで毎日給食で使っているストローを
学校の裏庭に入っていた佐貫を使って、
熱湯消毒とかして、自分たちでマイストローを
作ったんですよ。
そこからそのストローをクラスのみんなに配って、
1週間これをやったらこれぐらいのね、
プラスチックストローを使わない選択ができました
っていうのを報告してくれたことがありました。」

講演では世界の気候変動のタイムリミットのお話も
されています。この話をする露木さんの思いとは?

露木「気候変動とか環境問題って10年後20年後
じゃなく、なんで今こんなに話をしてるのかっていうと
やっぱり今やらなきゃいけないからなんですよね。
どれぐらい危機的な問題なのかっていうのが、
やっぱなかなか数字化されない。
いつかすればいいのかなっていうような雰囲気に
なってしまう。だけど一応、世界にはClimate Clock
……二酸化炭素排出量をもとに、地球の限界と言われる
平均温度の1.5度上昇がどのぐらいのスピードで
起こってしまうのかっていうのを数値化した時計です。」

時間にしてあと7年。
露木さん曰く、その数字を希望と感じるのか。
それを諦め、何もやらないのかは全然捉え方によって違う。
今後長く生きていく身としては、
諦めたくないと仰られました。

今夜の選曲…Count the People / jacob collier

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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