2023年05月29日
北九州の伝統工芸「小倉織」の魅力を発信するお話、伺います。
小倉織物製造株式会社代表取締役・築城弥央さんをお迎えしています。
築城さんは1980年福岡県生まれ。
大学卒業後、台湾の日系企業を経て、
2007年に伝統工芸の小倉織ブランド『小倉縞縞』
そして、2018年に小倉織物製造株式会社を設立。
商品開発販売と、国内外に小倉織の魅力を
発信されていらっしゃいます。
北九州市の伝統工芸『小倉織』とはどんな織物
なのでしょうか?
築城「北九州の福岡県小倉という場所であった
伝統織物です。実は一旦途絶えて復元再生していて
江戸時代初期から武士の袴地として使われてきて、
明治時期になると袴から男子の学生服の
シンボルになるほど人気を博しました。
築城「縦じまが特徴の織物で、縦糸が横糸に対して
約3倍ぐらい多いんです。なので、とても高密度になり
縞がすごく立体的に…グラデーションのように見える
ところが特徴です。
本当に『槍をも通さぬ小倉織』という言葉が
文献にも残っていたりするぐらい、男性が狩りに
行ったりするときの袴であったり陣羽織であったり、
身を守る、本当に丈夫で強い生地で使われてきていた
っていうふうに言われてます。」
今夜の選曲… The Chokin' Kind / Willie Nelson