2023年06月28日
加藤さんの考えた「ファットアダプト食事法」とは
今週のゲストは、サッカー長友佑都選手専属シェフの加藤超也さん。
長友選手の専属シェフとして活躍する加藤さんが、医師と共に考えた食事法が
「ファットアダプト食事法」
スポーツ栄養学が糖質に焦点を当てられていることについて
「体質に見合ってないスポーツ選手や人々もいるのではないか」と考え
立ち上げた食事法だそうです。
例えば、親族に糖尿病の人がいた場合、糖質を取りすぎてしまうことで、
必要以上に身体に負荷をかけながらエネルギーを補給していることになるそう。
加藤さん曰く、人それぞれ必要なエネルギーの量が違うため、
単純な定義づけではなく、その人に必要な糖質量や、
タンパク質量をしっかりと基準として持っていくべきだと
考えて作ったものだと仰っていました。
加藤さんは三大栄養素の一つである「糖質」について…
“制限”という言葉によって「とってはいけない」という解釈をしてしまうため、
“コントロール”と呼ぶことで「“とってはいけない“ではなく、
自分の活動量に適した量を見定めて摂取していきましょう。」
ということを啓蒙しているそうです。
また実際に「ファットアダプト食事法」によって
長友選手の身体で大きく変わったことは「筋肉系の怪我が無くなった」ということ。
加藤さんがサポートする以前の長友選手は、
怪我と切っても切り離せないスポーツにおいて
「食」で怪我が予防できる!という考えが無かったそう。
食事を魚中心の生活に見直し、良い油を魚から取ることで、
筋肉系の怪我を無くしたとのこと。
魚の中でも、決めてだったのは「青魚」
アジやサバなど、できれば生で食べることが大事とおっしゃっていました。
今夜の選曲… On the Sunny Side of the Street/ Rickie Lee Jones