2023年10月23日
30年振りの現役復帰 と あらたな目標
ゲストはアーティスティックスイマーの小谷実可子さんです。
小谷さんは1966年東京生まれ。
88年のソウルオリンピックで、シンクロナイズドスイミング
(現在のアーティスティックスイミング)の「ソロ」、「デュエット」で、銅メダルを獲得。
92年バルセロナオリンピック後に引退され、
現在は日本オリンピック委員会常務理事はじめ、オリンピックや
教育関連の要職を数多く担当し、国際的に活動されていらっしゃいます。
そして今年8月に開催された『世界マスターズ水泳選手権2023九州大会』
アーティスティックスイミングで、ソロ、デュエット・チームの3種目に出場され、全ての種目で金メダルを獲得しています!
▽スタジオにも3つのメダルを持ってきてくださいました!
小谷さんは競技という形では30年ぶりに復帰ということで、
そのきっかけは「地元での開催」でした。
世界マスターズ水泳選手権は、2年に1度世界中の様々な地位で開催されるという事で、今年は日本・九州での開催が決まっていました。
小谷さんは、東京2020オリンピックパラリンピックの際に、スポーツディレクターを務めていましたが、大会終了後、楽しく生きるために何か目標が無ければ…と考え、自国で開催される世界マスターズ水泳選手権に興味を持ち、仲間たちと共に「これに出場して盛り上がりたいね」と話した事が最初のスタートという事です。
小谷さんも出場した「世界マスターズ水泳選手権」
こちら出場の条件は「25歳以上で、登録をマスターズに変更している事」
また出場に当たっては、だいたい10歳くらいずつで区切られた年齢で
カテゴリーされており、小谷さんは50歳以上の部に出場されました。
小谷さん曰く。
マスターズにはスポーツの本当の魅力・意義に気付かされたと話していました。
その人の条件の中での限界を超える…
50歳なら50歳、20代のときより体は動かない・体力もないという中で、その時の限界を超えようとしてることから醸し出される、何かスポーツの魅力みたいなものがあったと仰っていました。
今夜の選曲… Easter Lily / 青葉市子