2023年10月18日
一本の杭の冒険の話『8000キロを渡った杭 オーカスくん』
ゲストは、株式会社リプロ 代表取締役社長の岡田謙吾さんです。
岡田さんをお迎えし、杭についてお話を伺っていますが、、、
一本の杭が主人公の絵本『8000キロを渡った杭 オーカスくん』が
あります。
こちらは実話で、題名の通り、一本の杭が、アメリカのシアトル
オーカス島へと流れついたというお話です。
当時、大震災の影響で1年後には瓦礫がアメリカへ辿り着くといわれていました。
岡田さんは、オーカス島に暮らすホエールウォッチングの船長をしている友人に「日本のものが流れ着いていたりしないか?」と尋ねたところ、
当時テレビで取り上げられていた日本の番号と名前が入った杭がある。と教えてもらったそうです。
杭のプロである岡田さん達がその杭を確認したところ杭の形状などから、
「リプロの商品だ」と気づき、20年分の伝票を調査し、和歌山県日高町に
あったものだと判明。この和歌山からシアトルへの杭の旅を、また街同士の繋がりを表現できないかと、日本ならではの「漫画」で表現しました。
現在、オーカス島へ旅をした実際の杭「オーカスくん」は
リプロの本社にありますが…
オーカスくんと全く同じレプリカが、和歌山県日高町の
元の場所に戻されてます。
ちなみに杭の名前「オーカスくん」というのは、
岡田さんの友人の船長さん親子が名付け親です。
今夜の選曲… I LOVE PEOPLE /小坂忠