2023年12月05日
ふるさと納税で「三方よし」
ゲストは、PROTの天沼佑介さんです。
そもそもふるさと納税とは、生まれ故郷や応援したいと思う自治体に
寄付することで返礼品や税金の免除などが受けられる仕組み。
天沼さんに寄付者・返礼品事業者、自治体がそれぞれ嬉しい
三方良しということについて伺いました。
寄付者は、税額も控除され、返礼品として地元のものを味わう事ができる。
また使い道によっては、地域に貢献することもできます。
次に事業者は、ふるさと納税というきっかけが無ければ生まれなかった
販路を開拓することや、消費者との繋がりが持てるという点があります。
そして事業者は、集まった寄付によって住民サービスを手厚くしたり、
今までできなかった事業に着手することができます。
実際に、集まった寄付金はどのようなことに使われているのでしょうか。
天沼さんが関わっていた紋別市では、
アザラシの保護活動に充てられています。
紋別市には、日本で唯一のアザラシ保護施設があります。
名前はアイヌ語で「アザラシ」を指す言葉を冠する「とっかりセンター」
ここでは漁師さんたちが漁をする中で、漁網に引っかかってしまったり、
親とはぐれてしまった子アザラシなどを保護して、怪我を治したり
育てたりして海に返すという活動をしています。
この施設の運用や、運営費用に、ふるさと納税の寄付金があてられているといことです。
またほかにも「小中学校の給食費無料」「高校卒業までの医療費の助成」
などが令和三年度から実施されており、ふるさと納税が無ければ
できなかったということです。
今夜の選曲… Rock it baby / Bob Marley & The Wailers