2024年01月01日
活動理念と児童労働の定義
新年最初のゲストは
NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン代表、中島早苗さんです。
中島さんは大学卒業後、アパレル会社勤務を経て、
1997 年にアメリカの環境NGOでインターンを経験。
そのときに、フリー・ザ・チルドレンの理念に共感され、
帰国後の1999年に、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンを設立。
子どもたちが主体となって行う国際協力活動のサポートをしています。
番組へは、2010年以来の10年ぶりの出演になります。
フリー・ザ・チルドレン設立のきっかけは、
1995年、トロントに住んでいた12歳の少年クレイグが目にした新聞から。
記事には、2億人以上の子供たちが強制的に働かされている、
それを無くそうと立ち上がったパキスタンの少年が殺されるという事が
書かれていました。
これを受け、子どもの問題を、同じ子供としてなんとかしたい!と
考え立ち上がったのが、始まりでした。
中島さんが、フリー・ザ。チルドレンに出会ったのは、
アメリカのNGOでインターンをしていた時です。
雑誌で特集されていたものを目にして感銘を受け、連絡を取ったところ、
日本にもネットワークが広がると嬉しいという返答をもらいました。
そのため帰国後1999年に、
“子供による子供のための国際協力”というスローガンを掲げ
子供たちに対して紹介する形で、立ち上げたものが
フリーザチルドレンジャパンです。
児童労働とは、18歳未満の子供たちで、非常に危険な環境で働かされている。また、子ども達の権利が侵害されているような労働
(学校に行けていない・炎天下の中、農薬を浴びながら農作物を収穫しなければならない・性産業に関与させられている)
が当てはまります。
日本国内で多いのは性産業や性風俗など。
他にも工事現場で適切な防具を付けずに働かされ、
亡くなった事例が報告されています。
今夜の選曲… Childhood / michael jackson