2024年02月21日
自然に対して、より謙虚であれ
今週のゲストは農業家/パリ山下農園の園主 山下朝史さんです。
山下さんと美容医学専門家、岩本麻奈さんとの共著所
『パリで生まれた奇跡の日本野菜 「山下農道」の神髄』(日経BP日本経済新聞社出版)が昨年発売されています。
この本の中で、山下さんは『エコロジー・ヘルシーという言葉が嫌い』と話しています。
エコロジーを考えた時…
何もせず自然に任せるという自然農法ですが、農業において、種を蒔いている時点でそれは違う。また畑でトマトを育てた時、そのトマトがそこに居なきゃいけない合理亭な理由は何も無く“あくまで人が自然を破壊して環境を蹂躙して育てている“と仰っていました。
「エコロジーということを主張する人と、私は感じが違ってて、
自然に対して、より謙虚であれと。自然を痛めてるのは
我々なんだと。」
また、ヘルシーについて山下さんは
『健康という不健康な概念』だと思っているそう。
探そうと思えば、悪いところはいくらでも見つけられるからこそ、
“良い点も弱点も併せ持ってバランスを取りながら前に進むのが人生だ”と
話していました。