2024年03月25日
災害統計グローバルセンターとは?
今週のゲストは、東北大学災害科学国際研究所 教授で、
世界防災フォーラム代表理事の 小野裕一さんです。
小野先生は1967年栃木県生まれ。
アメリカで竜巻災害の研究の博士号を取得後、2002年に国連に就職され、世界気象機関、国連国際防災戦略、国連アジア太平洋経済社会理事会に
従事された後、2012年に東北大学災害科学国際研究所の教授に
就任されました。
今回は仙台から起こし頂きました。
小野先生が研究されている「竜巻」。なかなか遠いアメリカの事のように感じてしまいますが、日本でもそれほど被害は出ないということですが、年間20個ほどが発生しています。
また小野先生は、東北大学災害科学国際研究所に、災害統計グローバルセンターを設立され、センター長も兼務されています。
ここでは、災害によって生じた被害(死亡者や財産に関する被害など)を
の統計を各国から集めて分析し、各国に還元しています。
「2015年に仙台であった国連防災世界会議で、防災に関する亡くなる人や経済的被害を減らそうというターゲットを決めることになりまして。
きちんとしたエビデンスに基づいて何か考えましょうっていうことで作りました。もう過去20年ぐらい私この仕事をやらせていただいてます。」