2024年04月15日
『地域社会コミュニティ文化の研究とデザイン』
今週のゲストは、情報科学芸術大学院大学教授 金山智子さんです。
金山先生は、岩手県大船渡生まれ。慶應義塾大学 経済学部卒業後、
オハイオ大学大学院コミュニケーション学研究科の博士後期課程を
修了され、社会的マイノリティ、災害や環境などをテーマに、
メディア・コミュニケーションの視点から研究を行っていらっしゃいます。
金山先生の研究分野は『地域社会コミュニティ文化の研究とデザイン』
大学院が掲げている理念が「情報技術と芸術的な表現を融合させることにより、新しく何かをを創造していく」ということで、金山さんは
地域やコミュニティに新しい技術やメディアを持ち込むことで、何か新しいものを想像できないかと探求しています。
学生と共に、ものづくり・街づくりをしている金山さん。
最近では、福井県と岐阜県の県境にある根尾という地域で研究を行いました。
「人が減っていて、限界集落化が進んでいる地域で、そこに学生たちと行ったとき『なんで今でも人がずっと住み続けてるんだろう』という根本的な問いがあって。この問いを探求する中で、私達が不安な社会を生きていくための重要な示唆さがあるのではないかっていう。そういう目線をもって研究をしています。」