2024年06月05日
エコツーリズムの国コスタリカ
今週のゲストは、ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役、
関根健次さんです。
6月1日より、渋谷・シアターイメージフォーラムにて
ユナイテッドピープル配給の映画『アニマル ぼくたちと動物のこと』が
上映されています。(全国順次ロードショー)
この映画ではアメリカ、フランス、ベルギー、スイス、ケニア、インド、と世界を旅しながら最後に主人公2人はコスタリカに辿り着いています。
コスタリカはエコツーリズム発祥の地として有名で、世界の生物の
6%以上がコスタリカのごく小さなとこに生息しており、面積当たりの
生物の多様性が世界一だといわれています。
ただかつては、牧畜業の影響で森林率が2割台に減っており、
環境学者や政治家の努力によって5割台まで回復させています。
小黒
「そんな回復するって普通はありえないよね」
関根
「世界でも、熱帯雨林系の森林が回復したのはコスタリカぐらいらしいですね。」
この回復のために、導入されたものが『環境税』
ガソリン車に乗れば乗るほど、追加で税金を徴収し、それによって
森がよみがえるというような税制を世界でもいち早く導入しました。
関根さんはこのことについて『コスタリカの大統領・政治家・研究者、みんなが偉かった。』と話していました。
関根
「映画の中では、主人公ベラとヴィプランがコスタリカの大統領とも出会っていて、やってのけた姿を聞かされているわけです。そうすると二人も実感するわけです。これまで各国で環境問題の原因や生物種が失われている実態を見てきたけれど、私たちの行動次第で変化が起こせるってことを学んでいるんですよね。」