2024年06月11日
医学的エビデンスに基づいたマインドフルネス
今週のゲストは、フリーアナウンサーで、マインドフルネス トレーナーの内田恭子さんです。
よく耳にする「マインドフルネス」
内田さん曰く、ヨガにも種類があるように、マインドフルネスにも様々な種類があるそう。元になっているのは『禅』で、座禅をベースにしたものや、ヨガの先生が取り入れている事例、また内田さんが実践しているものは、大学などで脳科学との研究が進められているもの。
内田
「医学的エビデンスに基づいて作られたプログラムを私は教えています。」
小黒
「脳科学と一緒になって、人の心を探査する手法になってきたんですか!」
特に欧米では幅広く取り入れられており、アスリートの世界でもマインドフルネスをベースとしたメンタルトレーニングが行われています。
以前は『I can do it!』というようにネガティブをポジティブに持っていくメンタルトレーニングを行っていたそうですが、実はこれではあまり良い結果が出ないという研究結果になったそう。人間はネガティブに蓋をすると、その蓋が開いたときによりネガティブ思考が倍増してしまうという結果も出ているということ。
そのため現在では『不調な時はそれを受け入れ、どういう対応をしていくのか考える。』という手法で行われているそうです。
アメリカ・シカゴにあるバスケチーム『シカゴ・ブルズ (Chicago Bulls)』では1980年代からマインドフルネス瞑想を取り入れたりしているそう!