2024年07月16日
日本水難救済会とは
今週のゲストは、公益社団法人 日本水難救済会の常務理事 江口圭三さんです。
リモートでご出演いただきました。
江口さんは1986年 海上保安大学校本科を卒業。
海上保安大学校訓練部教官、海上保安庁総務部 教育訓練管理官、
海上保安学校の校長 などを歴任され、2022年6月から、
日本水難救済会の常務理事でいらっしゃいます。
日本水難救済会では主に4つの事業を活動しており、
『ボランティアの海難救助』
『洋上の傷病者を救出するドクターヘリ』
『水難救済思想の普及/水難事故防止活動』
そして、これらの活動を支える『青い羽根募金』です。
団体には全国各地に約5万人の救助員が所属しており、
この8割が日頃から海で働く漁業者で構成されています。
海上保安庁や、自衛隊を支援する形で、水難救助員たちが
無償でボランティアを行っているとのこと!!
その人数の多さから、海上保安庁よりもすぐに事故現場に向かう事ができるという取柄を持っているとおっしゃっていました。
また日本水難救済会では、世界で唯一の“洋上救急事業”も運営しています。
これは医師と看護師をヘリコプターで連れて行き、傷病者をピックアップ、手当をしながら病院へ引き渡すという仕事です。