2024年08月05日

写真展「ミウラヒロシマ」

今週のゲストは、写真家・三浦憲治さんです。

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三浦さんは1949年生まれ広島市のご出身。
71年より、サンタナ、ピンクフロイド、レッドツェッペリン、YMO、
矢沢永吉、松任谷由実など、数多くの国内外のアーティスト写真を
撮り続け、CDジャケットやツアーパンフレット、写真集を手掛けて
いらっしゃいます。また、2014年より、広島をテーマにした写真展
「ミウラヒロシマ」を毎年開催されています。

三浦さんと小黒一三は雑誌『BRUTUS』で一緒に仕事をしたことがあり、
約10年ぶりほどの再会でした。

三浦さんは、広島市南区のお生まれ。第二次世界大戦時、爆心地にも近い場所ですが、山が影になってくれたおかげで、三浦さんのお母様は原爆から生き延びることができたそう。

三浦さんは2014年から、ふるさと、広島の写真を撮影され、  
毎年、写真展「ミウラヒロシマ」を開催されていらっしゃいます。

そのきっかけは、カメラマン半沢克夫さんからの言葉『たまには続けて写真を撮り続けてみたら?自分の生まれた広島をちゃんと撮っていないだろ?』と投げかけられたことから。

それまでも広島の風景は撮っていましたが、その時には気を張っていたそう。

「なんか『ミウラヒロシマ』って題を決めたら、もう軽い感じで
高校まで広島にいたから、自分が昔見たものとかを、
もう一遍見返して、写真に撮って残すっていうか、
そういうなんだか軽い感じで始めたからね」

写真展「ミウラヒロシマ」にあたって決めていることは1つだけ、
8月6日に原爆慰霊碑の傍の、原爆ドームが見える場所から定点観測のように撮る事。それ以外は自由にして、広島の風景を映しています。

昨年は恵比寿で2週間ほど開催、今年も開催予定です。

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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