2021年12月02日
【Podcasting 第762回】中島翔さん
今回のポッドキャスティングは、
11月29日〜12月2日放送分、
株式会社TRIPLE-ef代表取締役・中島翔さんです。
今回のポッドキャスティングは、
11月29日〜12月2日放送分、
株式会社TRIPLE-ef代表取締役・中島翔さんです。
今回のポッドキャスティングは、
11月22日〜11月25日放送分、
画家/作家の井上奈奈さんです。
今回のポッドキャスティングは、
11月15日〜11月18日放送分、
丸山木材工業株式会社(マルヤマグループ)代表取締役・丸山大知さんです。
今回のポッドキャスティングは、
11月8日〜11月11日放送分、
アイデイ商事株式会社 代表取締役の土居景久さんです。
今回のポッドキャスティングは、
11月1日〜11月4日放送分、
沖縄のフレンチレストラン 6(シス)のオーナーシェフ小杉浩之さんです。
株式会社コアベース代表取締役社長・野崎達矢さんをお迎えしています。
――今年6月から食品を扱うすべての業者に対して、
新しい衛生管理の手法、HAACCP(ハサップ)が、
義務化されました。
野崎さん:要は食の安全というと、食材の仕入れから
製品化されて皆さんの口に入るまでの全ての工程に
渡っての管理をするのがHAACCPになっています。
なので、どこから仕入れているのか、それを
誰がどんな環境で作っているのか、材料は
どのように保管されているのか、最終的には
ゴミの処理の問題にかんしてなど、全ての
工程においての管理をするのがHACCPの
考え方です。
小黒:でも、今までもこうした管理の基準は
あったのだと思いますが、今回何が新しく
なったのでしょうか?
野崎さん:今までの衛生管理がベースになって
いるのですが、一番はそうした管理のルールを
都道府県が管理していて
一本化されていなかったんです。
これを、記録をとってモニタリングをして
食中毒などが起こった際などに原因を
追求しないと同じ事態が起こるので
制定されました。
小黒:日本は欧米に比べて10年ほど
こうした管理が遅れていると…
どういった部分が遅れていたんですか?
野崎さん:1960年台に元々は
宇宙食の安全を管理するために作られた
仕組みでアメリカなどではよく使われて
いました。1980年台にはアメリカの大手
ハンバーガーチェーン店がHACCPを
導入しています。
日本の場合、記録をとっていなかったり、
原因追求が甘かったと私は考えています。
株式会社コアベース代表取締役社長・野崎達矢さんをお迎えしています。
――1963年生まれ、大阪芸術大学芸術学部卒業後、
広告代理店勤務を経て、2014年に、医療業界の
総合代理店コアベースを設立され、医師会向けの
冊子の出版をはじめ、医療介護の
ICTソリューションの提案などを行っていらっしゃいます。
野崎さん:元々は広告代理店で色々な情報を発信
していたんですが、IT化の波に雑誌業界が衰退して
いく中でITの方へ媒体をスイッチしていったんです。
その際に医療系大学院の教授と仕事をすることがあり、
医療のICTがとても遅れていることを知ったんです。
逆にいうと、すごくチャンスだなと思い医療業界へ
入っていきました。
例えば、患者さんのカルテのデータにしてまとめて
いったりするのを、お医者さんたちにわかりやすく
説明していくのがメインになっています。
――野崎さん、早速ですが、食品衛生法が改正されて、
今年6月から食品を扱うすべての業者に対して、
新しい衛生管理の手法、HAACCP(ハサップ)が、
義務化されると伺いました。
野崎さん:食品衛生に関する新しい基準ですが、
基本的には今までの一般衛生管理とはあまり
変わりはなくて、それに加えられた新しい
手法になっています。一言で言うと
“食の安全の確保に関するガイドライン”
です。
元々はアメリカで発明された基準で、
HACCP(ハサップ)は、単語それぞれ
「Hazard(危害)」
「Analysis(分析)」
「Critical(重要)」
「Control(管理)」
「Point(点)」
の意味を表しています。