2006年12月01日

【第70回】 「築地の朝めし」 ささ屋

 「日本に帰ってくると何をまず最初に何を食べますか? 」とよく聞かれるけど、そんなの気分によって毎回違うに決まってるよな。今回は、カキフライを食ったけど、毎回カキフライ食べるわけじゃない。当たり前だよネ。今日はオススメの鍋を一つ紹介。その名も『冷や奴鍋』。上の豆腐を、湯豆腐のようにあっためるのでなく、ほんのり外側だけを温めて、石垣島のペキンラー油をつけて食べる。これが最高に上手いんだヨ。

【第70回】 「築地の朝めし」 ささ屋
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ぶり大根定食。ここは2回目だけど、これ最高だネ。

2006年11月28日

【第69回】 「築地の朝めし」 築地インフォメーションカフェ&ワイン

 最近『ソトコト』の意味を聞かれることが少なくなった。創刊当時はソココトとか、コトソトってなんですかとか、ひどいもんだった。たまに今でもいるけどね、「いつも読んでいますソノコト」とか言ってくるヤツ。ソトコトの意味はご存知のとおり、アフリカのバンツー族の言葉で『木の下』。木の下には叡智が宿るっていう意味を込めて誌名としたんだよネ。
 先日ブータンの音楽家かなんかを取材した編集部のヤツから、ブータンでソトコトが知られているという報告を受けた。「ソトコトという雑誌からきました」とインタビューを始めようとすると、「なんでそんな雑誌を作るのか?」といきなり言われたそうだ。失礼なやつだよな。そいつが、なんで『ソトコト』を知っているのかと聞くと、ブータンの人はみんな知っているといったらしんだよ。ブータンで知られているはずがないと思い、どういう意味なんだとさらに聞くと、「ソトコトはブータン語でラフ(おおざっぱな)という意味だ」という答えが返って来たそうだ。“おおざっぱ”なんて笑っちゃうよな、まさに俺にぴったりな言葉だネ。アフリカとアジアで同じ言葉があるなんて、言葉は本当に面白いよな。世界は狭い。

【第69回】 「築地の朝めし」 築地インフォメーションカフェ&ワイン 
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ツナサンドとコーヒー
半年くらい前にできたお店。そんなにインフォーメーションはないけど、河岸のカレンダーなどが手に入る。

2006年11月22日

【第68回】 「築地の朝めし」 紫水 

 出張から戻って来ると、編集部に真鍮ホルンや鉄瓶が置いてあった。何かと思ってスタッフに聞いてみると、風水の先生からご指導のあったレメディ(治療法)だそうだ。編集部を見て頂いた際の、最終的な診断書がメールで送られて来ていた。驚くべきことに、詳細に診断結果が書いてある。曖昧な言葉で濁すのではなく、具体的にどこそこに座っている人で太ももが痛い人がいないかとか、この辺りの席の人は頭痛がしないか、この席はお金が出て行く、ここはお金が入るなど、それぞれの場所の説明がされている。正直本当かなと思ったけれど、スタッフに聞いてみると、実際に太ももが痛いと言っているヤツ、偏頭痛がするヤツがちゃんといた。すごいネ、先生。という訳で、先生に言われたとおりに、きちんとレメディが置いてある。何がどう変わるかは今後のお楽しみだな。

【第68回】 「築地の朝めし」 紫水 
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紫水 築地御膳 1500円 
ここは本願寺の中にある食堂。

2006年11月10日

【第67回】 「築地の朝めし」 トラットリア スッタ ターボラ築地

何度か紹介したと思うけど、アフリカ・ケニアにうちが経営するムパタっていうホテルがある。そこに、これから出張にいって来る。これの原稿がアップされている頃にはもうケニアだと思うけどネ。また、帰って来たらラジオでも報告すると思うから、お楽しみに。

【第67回】 「築地の朝めし」 トラットリア スッタ ターボラ築地
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日替わりパスタ 1000円。野菜もオーガニックを使っている。ここに来たらエスプレッソを飲んだ方が良い。

2006年11月08日

【第66回】 「築地の朝めし」 喰(くらう)

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 ソトコト最新号「ロハス・スタイルブック2007」が発売になった。今回の特集は、いつもうちでファッションページを担当してくれている、祐真朋樹さんの責任編集。彼が京都で撮影をしたいって言うから、ロハス・スタイルブックを作ってくれって頼んだんだよネ。彼は、自分はロハスではないと思っているみたいだけど、彼みたいなバランス感覚の持ち主が、本当はロハスなヒトなんだよな。創刊からエコとファッションは同じだって言い続けているけど、これを見てもらえればわかると思うヨ。

【第66回】 「築地の朝めし」 喰(くらう)
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大間本鮪丼 1200円 解凍が不十分だったのが残念。河岸が休みの水曜日も営業している。

2006年11月06日

【第66回】 「築地の朝めし」 魚四季

 ソトコト最新号「ロハス・スタイルブック2007」が発売になった。今回の特集は、いつもうちでファッションページを担当してくれている、祐真朋樹さんの責任編集。彼が京都で撮影をしたいって言うから、ロハス・スタイルブックを作ってくれって頼んだんだよネ。彼は、自分はロハスではないと思っているみたいだけど、彼みたいなバランス感覚の持ち主が、本当はロハスなヒトなんだよな。創刊からエコとファッションは同じだって言い続けているけど、これを見てもらえればわかると思うヨ。

【第66回】 「築地の朝めし」 魚四季
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刺身定食1575円  前に紹介したけど、ここのトイレは

2006年10月30日

【第65回】 「築地の朝めし」TUKIMIYA

 先日、通勤の途中で携帯電話を拾った。正確に言うと、すぐ目の前のヤツが落としたから拾って渡してやろうと思ったのに、気づかずに行っちまったんだよネ。面倒くさいから、その場において行こうと思ったけど、子供の写真がはってあるのに気づいて、なんとなくそのまま編集部に持って来てしまった。後の処理は若いスタッフに任せておいたんだけど、取りに来たのは若い女性だったらしい。やはり風水の先生の言う通り、女性に縁があるのかネ。早くレメディ(治療法)を施さないとな。その子にソトコトの定期購読のお知らせを渡したそうだが、その後連絡はない。

【第65回】 「築地の朝めし」TUKIMIYA
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三色丼 945円

staff| 20:32 | カテゴリー:小黒一三 築地の朝めし

2006年10月26日

【第64回】 「築地の朝めし」 KAWA-ZAKI

 もうすぐ東京デザイナーズウィークが始まるネ。去年の放送は生でやらせてもらえたけど、今回はなぜか公開録音だそうだ。お相手は作家の吉田修一さん。楽しみだよな。それから、放送でも話しているけど「ロハス・コンテナビレッジ」で、今年もオリジナルのエコバック作りができる。自分のデザインセンスが試されて面白いヨ。今時、お気に入りのマイバックを持っていないようなヤツはダメだよネ。持ってないヤツは、これをいい機会に参加した方がいいヨ。

築地の朝めし 第64回 KAWA-ZAKI
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KAWA?ZUKI
日替わりパスタ 950円 これにサラダとパンがつく。

staff| 17:21 | カテゴリー:小黒一三 築地の朝めし

2006年10月23日

【第63回】「築地の朝めし」つきじ

 今日、風水の先生にソトコト編集部のオフィスを見て頂いたところ、面白い事実が発覚した。僕が今座っている席は、どうやら女性に縁のある場所になるらしいんだよネ。だから、最近よくきれいな女性に会うのかと妙に納得させられたネ。先週のゲストだった小沢真珠さんもそうだったけど。そういえば収録では、一方的に話しすぎてスタッフから怒られた(笑)。もう女性はいいから、若いヤツにあの席の場所を譲らないとな。近々、風水の診断に基づいた間取りに、オフィスのレイアウト変更も考えている。
 風水について詳しく知りたければ、ソトコト11月号のインタビューページを読んでくれればわかるよ。

【第63回】「築地の朝めし」つきじ
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鴨汁つけめんと五目ご飯 1000円
ここのおばちゃんたちは特に元気がいい。

staff| 20:25 | カテゴリー:小黒一三 築地の朝めし

2006年10月20日

【第62回】「築地の朝めし」近くの八百屋

 明日21日に、「築地秋祭り」が河岸である。14日には、「秋の半値市」が行れたそうだ。そして今度は、食育体験やつり大会をやるらしい。河岸って、その場所にいるだけで、なんだか気持ちがぐっと引き締まるんだよネ。食いもん好きなヤツはとくに、この機会に河岸に行ってみるといいよ。ディズニーランドなんかよりよっぽど楽しいと思うから。移転に賛成のヤツらは、今どき東京のど真ん中に河岸はいらないって言うけれど(築地は中央区にある)、それは変だよネ。車が込むからとか、彼らの言い分は小さなことなんだよな。単純に、東京都民の台所が東京の中心にある。これって当たり前のことじゃない? 食育が広がっていくのも大事なことだけど、それよりか築地って場所を維持する方が、俺はよっぽど日本の食文化、さらには日本文化に貢献することだと思んだけどな。まぁ一番困るのは、近くで上手いめしが食えなくなるってことだけどネ。

【第62回】「築地の朝めし」近くの八百屋
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時間がない朝はバナナ。編集部の近くにある八百屋。
ここのオヤジは気前がとってもいい。特に女性に対してだけどネ(笑)

staff| 19:26 | カテゴリー:小黒一三 築地の朝めし


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