2007年03月26日
次週4月1日は
桜の季節にピッタリのカラフルなブラジリアン・サウンドをセレクトします。
ますます盛り上がるブラジル発のファッションにも注目。代官山にオープンしたブラジルのトップ・デザイナー、アレキサンドレ・ヘルコビッチの直営店をご紹介します。
桜の季節にピッタリのカラフルなブラジリアン・サウンドをセレクトします。
ますます盛り上がるブラジル発のファッションにも注目。代官山にオープンしたブラジルのトップ・デザイナー、アレキサンドレ・ヘルコビッチの直営店をご紹介します。
ラスト・サンデーは小野リサがマンスリー・ナヴィゲート。この季節にピッタリのオーガニックなブラジリアン・サウンドをお届けしながら、公開中のブラジル映画「フランシスコの2人の息子」の感想、3月に出演したインドネシアのジャズ・フェスティヴァルの印象などをお話しします。
次週3月18日の放送は春分の日を前に、春の風を運ぶブラジリアン・レディースの歌声をお届けします。来日するマリーザ・モンチ、待望の新作を発表するベベウ・ジルベルトなどなど、カラフルな歌声を聴きながら、本格的な春の到来を先取り!
3月17日から日比谷のシャンテシネでロードショー公開されるブラジル映画「フランシスコの2人の息子」(オフィシャル・サイトはこちら)。映画の宣伝マンがゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノに習ってハバ&キノシターノなるコンビを結成、11日の放送で映画のラストシーンに流れる曲「エ・オ・アモール」を歌いながらスタジオに乱入、というシーンがありました。
ハバ&キノシターノ。blogもあります。
さて、「エ・オ・アモール」が3月1日から全国のUGAカラオケで歌えるようになりました。Gyaoの歌プロ・サイトで歌の投稿も募集しています。優秀作品には豪華プレゼントもあり、とのこと。あなたも歌ってみませんか? 詳しくはこちらをどうぞ。
私が先月、訪れました、ブラジル南部の町、クリチーバのお話をさせていただきましょう。
クリチーバは、サンパウロから飛行機で1時間弱、海抜900メートルの美しい高原都市で、「環境先進都市」、また、「人間中心の都市」などと呼ばれています。
市内はバスを利用した公共の交通システムや、ゾーニング、緑地政策など、すべてが統合的に、パズルのように組み合わさって、「人に優しい都市」を実現しています。
今回私は、このクリチーバの政策づくりの舞台裏で大活躍された、日本人の中村ひとしさんという方にお会いして、お話をうかがってまいりました。
クリチーバは、1966年にマスター・プランを策定して以来、それを羅針盤に、ジャイメ・レルネル市長を舵取り役として、数多くの課題を克服してきました。その歴史の中で、中村さんはつねに市長の右腕となり、行動力とアイディアで大活躍されました。
たとえば、河川の氾濫に悩まされていた地域には、池と公園を整備することで氾濫をストップ。また、芝生を管理するコストがかさんだときには、羊を飼って芝を食べてもらうことで、コスト削減。これもグッド・アイディアですよね。
市内には公園の他にも観光スポットがたくさんあるんですが、中村さんにうかがったところ、そのほとんどに、こうしたアイディアのストーリーが隠されていました。
中村さんいわく「大切なのは、今ある自然をうまく利用すること」。これは古き良き日本の、自然の接し方と言ってもいいかもしれませんよね。中村さんが種をまいた、この日本的な精神が、今、クリチーバで開花していること。これは今回の旅の大きな発見でした。
以上は2007年3月11日の放送内容です。
次週3月11日の放送は、春の陽気にピッタリのブラジリアン・サウンドをセレクト。エコロジー対策に力を入れているブラジル南部の大都市クリチーバを訪れた、ナヴィゲーター林奈穂のレポートもお届けします。
4日のオンエアでご紹介した感動のブラジル映画「フランシスコの2人の息子」(オフィシャル・サイトはこちら)。3月17日(土)から日比谷のシャンテシネでロードショー公開されます。
劇場鑑賞券のプレゼントのご応募は締め切らせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。当選された方には今週末までにお手元に届くよう発送いたします。
●マリーザ・モンチ
5月29日(火)、30日(水) 開場18:30 開演19:00
渋谷bunkamuraオーチャードホール
S席8,500円 A席8,000円(3月4日からチケット一般発売中)
詳細はカンバセーション
マリーザ・モンチの来日を記念して、過去のアルバム6タイトルが期間限定のスペシャル・プライスで5月9日に再発! アルバムに関する詳しいインフォメーションはこちら。