2012年06月03日
6/3のゲスト:ジョー・バルビエリ
"イタリアのカエターノ・ヴェローゾ" とも呼ばれているナポリのシンガー/ソングライター、ジョー・バルビエリ。ギター弾き語りのスタジオライヴで2曲、歌ってくれました。
※ジョー・バルビエリが語るナポリ
ナポリの魅力はたくさんありますが、一言で言えば「何でもある街」ということだと思います。
ナポリの街は、歴史的な建物だけでなく、さまざまな宝物に満ちています。
たとえば、街を歩いていて角を曲がると、40人、50人の音楽家が集まって演奏を始め、それをみんなが心から楽しんで聴いている、そんなことがよくあります。
その瞬間、瞬間に、生きたスペクタクルが起こり、それに出会える街なのです。
ナポリの人間は、太陽のように明るく、
オープンでフレンドリーで、人と人の間に壁を作りません。
ですから、旅行で初めて訪れた人に対しても、おおらかに受け入れ、迎え入れる、そんな気質が備わっています。
私自身、しばらくナポリを離れていた時期がありましたが、当時は、ふるさとが恋しくてたまらず、心の中に穴があいたような気持ちでした。
その後、ナポリに戻って、あらためて人々の暖かさを感じました。
私は、この街を愛しています。
これから先、ナポリ以外の街で生活することは、もう考えられません。
★「静かに、息をするように」ジョー・バルビエリ
staff| 08:50
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