2014年04月06日
4月19日から開催「バルテュス展」
4月6日放送のカルチャートピックでご紹介した「バルテュス展」。4月19日から6月22日まで、上野の東京都美術館で開催されます。
バルテュスはフランスの画家で、本名はバルタザール・クロソフスキー・ド・ローラ。1908年、パリで生まれました。
芸術家の家庭に育ち、独学で絵画をマスター。1934年、パリで開いた初めての個展で、少女のエロスを描いた作品を発表し、センセーショナルなデビューを飾りました。
1962年、ローマのアカデミー・ド・フランスの館長をつとめていたときに初めて日本を訪れ、30歳以上も年下の、日本人の女性と出会います。その女性、節子さんと1967年に結婚。節子夫人は、バルテュスが2001年、92歳でこの世を去るまで添い遂げ、活動を支えました。
日本との縁も深かったバルテュスの回顧展では、少女を描いた作品から、風景画、日本画にインスパイアされた作品まで、およそ100点が展示されます。
バルテュス展の公式サイトはこちら
staff| 17:40
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