2015年07月05日
フランス映画「ボヴァリー夫人とパン屋」
7月5日の放送でご紹介したフランス映画「ボヴァリー夫人とパン屋」。ココ・シャネルの伝記映画などを手がけた女性監督、アンヌ・フォンネーヌの最新作です。
物語の舞台はフランスのノルマンディー地方、美しい自然に囲まれた小さな村。主人公の初老の男性、マルタンは、パリの出版社で働いた後、故郷の村に戻り、家業のパン屋さんを継いでいます。
文学が大好きなマルタンの愛読書は、19世紀のフランスの小説家、フローベールの名作「ボヴァリー夫人」。ある日、マルタンの家の向かいに、イギリス人の夫婦が引っ越してきました。苗字はボヴァリー。奥さんのジェマ・ボヴァリーと小説の主人公がマルタンの脳内でひとつになり、ジェマは小説さながらに、複数の男性と関係を重ねていきます。そして最後に待っていたのは、マルタンの行動が原因で迎える、悲劇的な結末でした。
★ボヴァリー夫人とパン屋
© 2014 – Albertine Productions – Ciné-@ - Gaumont – Cinéfrance 1888 – France 2 Cinéma – British Film Institute
配給:コムストック・グループ
7月11日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国公開
公式サイト
★リスナープレゼント(劇場鑑賞券を、抽選で3組6名様)のご応募受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。当選された方には7月8日付けで発送しました。