2015年07月26日
映画「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」チケットプレゼントも!
7月26日の放送でご紹介した映画「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」が8月1日(土)からロードショー公開されます。
“神の目を持つ” と呼ばれているブラジルの報道写真家、セバスチャン・サルガドの人生と作品をとらえたドキュメンタリー映画で、監督は「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩(うた)」「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」などを手がけたヴィム・ヴェンダースと、サルガドの息子ジュリアーノ・リベイロ・サルガド。
セバスチャン・サルガドは1944年、ブラジル内陸部で農園を経営する家庭に生まれました。サンパウロ大学で経済学を専攻し、その後、軍事政権の弾圧を逃れ、奥様と一緒にパリに移住しました。最初はエコノミストとして働いていましたが、アフリカを訪れた際に人生観が変わり、29歳で報道写真家に転向。中南米、アフリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界中の国々を訪れ、先住民や少数民族、労働者、飢餓に苦しむ人々、難民などと共同生活を送りながら、マージナルな存在の人間たちをカメラに収め、数々の賞を受賞してきました。
その後、ブラジルに戻りましたが、故郷の農園の枯れ果てた風景にショックを受け、奥さんと共に植林を行なって緑の森を取り戻します。こうして環境保護の活動を始め、今世紀に入ってからは、写真の被写体も野生動物や大自然の風景へと変化しました。
映画では、セバスチャン・サルガドの人生と活動の旅路を、本人、息子、ヴィム・ヴェンダースなどのモノローグをまじえて、たどっていきます。もちろん、長年にわたって撮影してきた数々の作品も、スクリーンに登場します。
★セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター
監督:ヴィム・ヴェンダース、ジュリアーノ・リベイロ・サルガド
プロデューサー:デヴィッド・ロジエール
エグゼクティブプロデューサー:ヴィム・ヴェンダース
撮影:ヒューゴ・バルビエ、ジュリアーノ・リベイロ・サルガド
音楽:ローラン・プティガン
2014年/フランス・ブラジル・イタリア/110分/DCP/カラー
原題:The Salt of The Earth
配給:RESPECT(レスペ)×トランスフォーマー
宣伝:Lem
©Sebastião Salgado ©Donata Wenders ©Sara Rangel ©Juliano Ribeiro Salgado
8月1日(土)Bunkamuraル・シネマほかでロードショー公開
※リスナープレゼント
劇場鑑賞券のリスナープレゼント(抽選で3組、6名様)のご応募は締め切らせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。