2017年03月26日
4/2はブラジル〜フランス
次週4月2日は、ブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内します。
4月2日に命日を迎える、ブラジルのサンバのシンガー、クララ・ヌネス、生誕89年を迎える、亡きフランスの大御所セルジュ・ゲンズブールの歌声もお届けします。
次週4月2日は、ブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内します。
4月2日に命日を迎える、ブラジルのサンバのシンガー、クララ・ヌネス、生誕89年を迎える、亡きフランスの大御所セルジュ・ゲンズブールの歌声もお届けします。
次週3月26日は、ブラジルとスペインをめぐる音楽の旅にご案内します。
ブラジリアン・ポップスの、注目のニューリリース・アイテムをセレクト。歌詞をご紹介する「ポエジーア・ブラジレイラ」のコーナーでは、新たな旅立ちの季節にピッタリの名曲を取り上げます。
スペインのカルチャー・トピックもご紹介します。
★モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由
3月25日(土)
YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか 全国順次公開
詳細は公式サイト
第68回カンヌ国際映画祭 女優賞受賞
第41回 ザール賞 主要8部門ノミネート
監督:マイウェン「パリ警視庁:未成年保護部隊」
出演:エマニュエル・ベルコ『なぜ彼女は愛しすぎたのか』
ヴァンサン・カッセル『美女と野獣』
ルイ・ガレル『ドリーマーズ』
イジルド・ル・ベスコ『ふたりのヌーヴェルヴァーグ』
原題:MON ROI/2015年/フランス/126分/仏語/日本語字幕:丸山垂穂/R15+
© 2015 / Les Productions Du Trésor - STUDIOCANAL - France 2 Cinéma - Les Films de Batna - Arches Films - 120 Films – All Rights Reserved
一組のカップルの10年間の結婚生活と、その中で起きた様々な事件を振り返るラヴ・ストーリーです。
監督は女優としても活躍し、一時期、リュック・ベッソンと結婚していたマイウェン。
主演はヴァンサン・カッセルと、本作品を通じて第68回カンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞した、エマニュエル・ベルコ。
「フランス映画のラヴ・ストーリーは、今までだいたい男性の監督が手がけてきましたが、これは珍しく女性監督の作品なので、女性の目線で男と女をとらえた新しい視点があり、大人の女性に向けて作られています。女性の私としては興味深く拝見しました。パリの街、パリジェンヌのライフスタイルも同時に楽しめるようになっています」と、滝川クリステルも推薦しています。
★リスナープレゼント
「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」の劇場鑑賞券を抽選で3組・6名様にプレゼントします。(ご応募は締め切りました)
ブラジルの現代美術家、パウロ・モンテイロ(Paulo Monteiro)の、日本では初めての個展が4月中旬まで、都内の2カ所で開催中です。
★パウロ・モンテイロ展 The outside of distance
3月18日(土)〜4月22日(土)@六本木 小山登美夫ギャラリー
11:00〜19:00(休廊日:日/月/祝日)
詳細は小山登美夫ギャラリー HP内
3月18日(土)〜4月23日(日)@大塚 MISAKO & ROSEN
火〜土 12:00〜19:00/日 12:00〜17:00(休廊日:月/火/祝日)
詳細はMISAKO & ROSEN HP内
Untitled, 2017, 145.0 × 200.0cm, oil on canvas ©Paulo Monteiro
パウロ・モンテイロは1961年、サンパウロ生まれ。サンパウロ美術大学の出身です。
1983年、同世代の仲間たちと一緒にアーティスト集団「CASA 7(カーザ・セッチ)」を結成。注目を集めました。
絵画から始まって立体の彫刻まで作風を広げ、その作品はサンパウロ州立美術館、サンパウロ近代美術館、ニューヨーク近代美術館などに、所蔵されています。
今回の日本初の個展には、彫刻、ペインティング、ドローイング、合わせて100点以上の作品を出展しています。
ちなみにパウロ・モンテイロのハイスクール時代の友人には、番組で曲をかけたアルナルド・アントゥニスをはじめサンパウロのインテリ・ロックバンド、チタンス(Titãs)の元メンバー、映画監督のカオ・ウンベルゲルなどがいます。
©Paulo Monteiro
次週3月19日は、ブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内します。春分の日を前にした連休、いつもの日曜日よりも軽快なテンポでお送りしていきます。
東京で開催される、ブラジルの現代美術家パウロ・モンテイロの個展、来週末からロードショー公開されるフランス映画「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」もご紹介します。
映画の劇場鑑賞券のリスナープレゼントも!
最新作『&』が日本でもリリースされた、フランスで大人気のシンガー/ソングライター、ジュリアン・ドレ(Julien Doré)が5月に来日。東京で一晩限りのライヴを行ないます。
●JULIEN DORÉ 「& TOUR in Tokyo」
5/18(木)@代官山UNIT
18:30 open / 19:30 start
料金:前売 4,000円 / 当日4,500円(税込、ワンドリンク500円別)
※チケットには入場整理番号が記載されています。当日は整理番号順の入場となります。
※全席立ち見
詳細はリスペクトレコードHP内
ジュリアン・ドレは2月に番組にゲスト出演。滝川クリステルがインタビューを行ない、スタジオライヴの生演奏も披露してくれました(→こちら)
"エディット・ピアフの再来" と賞賛され、本国フランスはもとより日本でも大人気のシンガー、ZAZ(ザーズ)。5月に2年ぶりの来日公演を行ないます。
●ZAZ Japan Tour 2017
5月8日(月)9日(火)10日(水)@ 渋谷 Bunkamuraオーチャードホール
開場 18:00 / 開演 19:00
料金:S指定席 9,000円 / A指定席 8,500円(税込)
※だたいま先着先行受付中。3月25日から一般発売
詳細は公式サイト
最新ライヴ盤「Sur la route(オン・ザ・ロード)」WPZR-30702/3
アントニオ・カルロス・ジョビン、カエターノ・ヴェローゾから坂本龍一、渡辺貞夫さんまで、さまざまな音楽家と共演しているチェロのマエストロ、ジャキス・モレレンバウム(Jaques Morelenbaum)が5月に来日。ギタリストの伊藤ゴローと一緒にコンサートを行ないます。
●伊藤ゴロー+ジャキス・モレレンバウム
5月20日(土)@銀座 ヤマハホール
開場 15:30 / 開演 16:00
料金:5,500円(税込)
詳細はヤマハホールHP内
出演:伊藤ゴロー(ギター)ジャキス・モレレンバウム(チェロ)澤渡英一(ピアノ)
伊藤ゴローとジャキス・モレレンバウムは2009年以来、レコーディングやライヴで共演を続け、ツインリーダー・アルバム「ランデヴー・イン・トーキョー」は「2015年ブラジル・ディスク大賞」で、第2位に選ばれました。
今回のコンサートでは2人のオリジナル曲の他、生誕90年を迎えたアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲も演奏します。
2014年10月に放送した、ジャキス&パウラ・モレレンバウムと伊藤ゴローのスタジオライヴ・セッションの様子はこちら
現代のサンバを代表するブラジル・リオのバンド、スルル・ナ・ホーダ(Sururu Na Roda)が2年半ぶりに来日。東京で一晩限りのライヴを行ないます。
●SAMBA meets BLUE NOTE TOKYO
"celebrating 100th birth anniversary of SAMBA"
featuring SURURU NA RODA
サンバ meets ブルーノート東京 “サンバ生誕100周年”
featuring スルル・ナ・ホーダ
4月21日(金)@BLUE NOTE TOKYO
[1st] Open 5:30pm / Start 6:30pm
[2nd] Open 8:20pm / Start 9:00pm
charge : 6,500円(税込)
※Web予約は3月14日(火)、電話予約は17日(金)から受付開始
詳細はBLUE NOTE TOKYO HP内
Nilze Carvalho (vo, cavaquinho) Fabiano Salek (vo, per) Silvio Carvalho (vo, per)
PC Castilho (fl, per) Hudson Santos (g) Diego Zangado (ds)
男女3人がフロントに立ち、演奏しながら歌うスルル・ナ・ホーダ。2000年、リオのナイトカルチャーの中心地、ラパ地区のライヴハウスで活動を始めました。2014年には「ブラジル音楽賞」で「最優秀サンバ・グループ」に選ばれ、現代のサンバを代表するグループとして活躍しています。
2014年秋〜冬に初来日公演を行ない、神奈川県民ホールでの最終公演のライヴ盤「Made In Japan」をCDとDVDでリリースしました。
初来日時、番組にゲスト出演した際の写真などはこちら
次週3月12日は、ブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内します。
この春、ブラジルとフランスから来日するアーティストのライヴ・インフォメーションもご紹介します。
3月5日は、ブラジルの7弦ギタリスト、ヤマンドゥ・コスタをゲストにお迎えしました。
ヤマンドゥ・コスタ(Yamandu Costa)は1980年、ブラジル南部リオグランヂ・ド・スル州生まれ。10代から活動を始め2001年、ブラジルの音楽アワードを受賞。驚異的なテクニックと豊かな歌ごころに根ざした演奏で旋風を巻き起こし、ギター王国ブラジルを代表するミュージシャンとしてワールドワイドに活躍しています。
2月に「イーストエンド国際ギターフェスティヴァル」のメインアクトとして11年ぶりの来日公演を行ない、J-WAVEのスタジオにも11年ぶりに来てくれました。
スタジオライヴで生演奏したのはオリジナルの新曲「Mexidão(メッシダォン)」。"ミックスする" といった意味で、ブラジルの南部、バイーアなどの北東部、リオのショーロなど、ブラジル各地のギターのスタイルをミックスした曲とコメントしていました。
ヤマンドゥ・コスタは音楽一家に生まれました。両親はブラジル南部の伝統的な音楽を演奏していて、そんな環境に育ったので自分も4〜5歳の頃、まず歌うことから始めました。
7〜8歳で、ギターに興味を持ち、音楽の先生でもあった父からクラシックギターの基礎を習いましたが、その後はほとんど独学でギターをマスター。10代の頃から地元のバー、ダンスパーティーなどで演奏を始め、間もなくブラジルのギターのマエストロ、今は亡きバーデン・パウエルと知り合い、バーデンと共演する機会にも恵まれました。
その後、7弦ギターの天才と呼ばれ、若くして世を去ったハファエル・ハベーロの演奏に衝撃を受けて、7弦ギターでショーロやサンバの演奏を始めました。
実はそれまで、ショーロやサンバといったリオの音楽は、自分にとっては遠い存在だったそうです。というのも彼が育ったブラジル南部は、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイといった国々に近く、音楽的にも南米のフォルクローレの影響が強かったので、7弦ギターを弾くようになって初めて、リオの音楽に出会った。このようにコメントしていました。