2017年05月28日
6/4はブラジル〜ポルトガル
次週6月4日は、ブラジルとポルトガルをめぐる音楽の旅にご案内します。
6月下旬にバンドを率いて来日する、ブラジル在住のアメリカ人アーティスト、アート・リンゼイにフォーカス。アートがプロデューサーをつとめたブラジル音楽の作品も交えて、その独創的な世界に迫ります。
ポルトガルのパートでは、7月に来日する歌手、アントニオ・ザンブージョをご紹介します。
次週6月4日は、ブラジルとポルトガルをめぐる音楽の旅にご案内します。
6月下旬にバンドを率いて来日する、ブラジル在住のアメリカ人アーティスト、アート・リンゼイにフォーカス。アートがプロデューサーをつとめたブラジル音楽の作品も交えて、その独創的な世界に迫ります。
ポルトガルのパートでは、7月に来日する歌手、アントニオ・ザンブージョをご紹介します。
6月3日から9日まで開催される映画祭「映画で旅するイタリア 2017」。日本初公開の最新のイタリア映画が3作品、上映されます。
2017年6月3日(土)〜9日(金)
@アップリンク渋谷
渋谷区宇田川町37-18(渋谷東急本店右側道200m先)
TEL:03-6825-5503
【上映作品】
★やつらって、誰?
人気俳優のエドアルド・レオ、マルコ・ジャッリーニが主演。裏切り、騙し合いを繰り広げる痛快なコメディー。
★ラテン・ラバー
伝説的な俳優の10回忌に集まった2人の未亡人と4人の娘たちが、亡き夫、亡き父の思い出を語り合ううちに予想外の事実が発覚する、という内容。主演の大女優、ヴィルナ・リージの生涯最後の出演作品となりました。
★アラスカ
カンヌやヴェネチアの国際映画祭で主演男優賞を受賞したエリオ・ジェルマーノ、『パイレーツ・オブ・カリビアン/いのちの泉』で人魚の役をつとめたフランスの女優、アストリッド・ベルジュ=フリスベが主演するラヴ・ストーリー。
【チケット】
一般1,800円/学生1,500円(平日学割1,100円)/高校生以下800円/シニア1,100円/UPLINK会員1,000円
主催:京都ドーナッツクラブ
上映スケジュールなどの詳細は「映画で旅するイタリア 2017」公式サイト
日本の文化を海外に発信する施設、ジャパン・ハウスの1号館、ジャパン・ハウス・サンパウロ(Japan House São Paulo)が5月6日、サンパウロの中心街パウリスタ通り(Avenida Paulista)にオープンしました。
世界的に活躍している建築家、隈研吾氏が設計を担当。木を縦横に配した外装が目を引きます。
館内の天井や間仕切りには、隈氏の発案で和紙を使用。
館内の様子
オープニング期間の企画展(6月9日まで)のテーマは「BAMBU - Histórias de um Japão(竹)」
エントランス・フロアーには竹林をイメージした、竹で囲まれた部屋が。靴を脱いで、竹の床を歩いて中に入ります。
竹林の部屋の内部。中央は畳敷き。
畳に仰向けに寝そべると、天井にスタジオジブリの「かぐや姫の物語」のダイジェスト映像が投影されています。
上のフロアーには、竹細工の巨大なオブジェを展示。
入場待ちの行列が出来るほどの人気。
5月7日(日)には市内のイビラプエラ公園でオープニング記念の無料野外コンサートが行なわれ、1万5千人以上が詰めかけました。
パリを拠点に活動している作曲家/トランペット奏者/ピアニスト、三宅純が率いる16人編成の多国籍グループ。ブルガリアのコズミック・ヴォイセズ、
ブラジル・バイーア出身のブルーノ・カピナンなど4組の歌い手をフィーチャーし、リオデジャネイロ・オリンピックの閉会式で、三宅純がアレンジを手掛けた「君が代」もライヴで披露しました。
坂本龍一 with ジャキス&パウラ・モレレンバウム。2001年にアントニオ・カルロス・ジョビンへのトリビュート盤「Casa」を発表したMorelenbaum2/Sakamotoの、14年ぶりのライヴ。パウラの歌をフィーチャーしたジョビンの名曲のほか、ピアノ・ソロ、ジャキスとチェロのデュオで、坂本教授のオリジナル曲も演奏。「Merry Christmas, Mr.Lawrence」のイントロを弾き始めると、オーディエンスから盛大な拍手が巻き起こりました。
Japan House São Paulo公式サイト(ポルトガル語)
Japan House公式サイト(日本語)
次週5月28日は、ブラジルとイタリアをめぐる音楽の旅にご案内します。
5月6日、ブラジルのサンパウロにオープンした、日本文化を海外に発信する施設「ジャパン・ハウス・サンパウロ」と、7日に市内のイビラプエラ公園で行なわれた開館記念コンサート(坂本龍一 with ジャキス&パウラ・モレレンバム、三宅純のグループが出演)のレポートもお届けします。
イタリアのパートでは、6月3日から東京で開催される映画祭「映画で旅するイタリア 2017」をご紹介します。
2016年12月28日に亡くなったフランスのシンガー/ソングライター/俳優/映画監督/音楽プロデューサー、ピエール・バルー(Pierre Barouh)。
その偉大な功績を惜しみ称えるため編集された、日本独自企画のコンピレーション・アルバムが、5月24日にリリースされます。
限りない宇宙〜ピエール・バルーからの「贈り物」(RPOP-10022)
ピエール・バルーが自身のインディーズ・レーベル、サラヴァに残した代表的な音源(60年代〜2000年代)から、かつてサラヴァ・レーベルの日本でのリリースも手がけた音楽プロデューサー、牧村憲一さんが、ピエール・バルーとの交流で得た世界観をもとに選曲したオフィシャル追悼盤で、世界初CD化となる曲も収録されています。
詳しいインフォメーションは発売元、CORE PORTのHP
ブラジル・サンパウロで生まれ80年代初頭、ニューヨークに移住して以来35年に渡りUSAジャズ界で活躍してきたピアニスト/歌手、イリアーヌ・イリアス(Eliane Elias)。
近年はブラジル音楽のアルバムを次々に発表し、2015年のリーダー作「MADE IN BRASIL」は「第58回グラミー賞」で「ベスト・ラテンジャズ・アルバム」を受賞しました。最新作「DANCE OF TIME」は母国ブラジルでの録音です。
イリアーヌ・イリアスがトリオで来日、ブルーノート東京に出演します。
★イリアーヌ・イリアス・トリオ(Eliane Elias Trio)
6/20(火)21(水)22(木)@ BLUE NOTE TOKYO
[1st] Open 5:30pm / Start 6:30pm
[2nd] Open 8:20pm / Start 9:00pm
Eliane Elias(p,vo)
Marc Johnson(b)
Tiago Michelin(ds)
詳細、予約はブルーノート東京HP
DANCE OF TIME(UCCO-1179)
次週5月21日は、ブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内します。
来日するブラジル人アーティストのライヴ・インフォメーションもご紹介します。
フランスのパートは、昨年12月に亡くなったピエール・バルーをしのんで5月24日にリリースされる、追悼コンピレーションCD『限りない宇宙〜ピエール・バルーからの「贈り物」』をご紹介します。
次週5月14日は、ブラジルとイタリアをめぐる音楽の旅にご案内します。
ブラジルのパートは内陸部の高原地帯、ミナスジェライス州へ。独特の風土をご紹介しながら、ミナスジェライスの音楽家のオーガニックなサウンドをお届けします。新緑の季節にぴったりの曲が満載です!
歌詞をご紹介するコーナーでは、ミナスジェライスの音楽のシンボル的存在、ミルトン・ナシメントの名曲を。