2017年06月18日
アントニオ・カルロス・ジョビン「WAVE(波)」
18日の放送の前半で、生誕90周年を迎えたアントニオ・カルロス・ジョビンの、録音と発売から50周年を迎える名盤「WAVE(波)」を特集。このアルバムから5曲ご紹介しました。
★WAVE(波)/Antonio Carlos Jobim
(Universal Music : A&M / UCCU-5762)
1967年5月〜6月にニューヨークで録音、同年10月に発売され、USAのジャズ・アルバム・チャートで最高5位にランクイン。ジョビンのアルバム中、USAでの最大のヒット作となりました。
収録曲は全てジョビンのオリジナル。「ポエジーア・ブラジレイラ」のコーナーで歌詞をご紹介した「Lamento」(作詞:ヴィニシウス・ヂ・モライス)を除く全曲がインストゥルメンタルで、歌詞がない分、曲を聴きながら自由にイメージを膨らませることが出来ます。
ジョビンはピアノだけでなくギターも演奏。クラウス・オガーマンがアレンジした管楽器とストリングスが、美しいメロディーを柔らかく包み込んでいます。
憂鬱な梅雨の季節をバイパスして夏の気分を先取りできる、エヴァーグリーンな名盤です。
<オンエア曲>
Wave
The red blouse (BGM)
Look to the sky
Triste
Lamento(ポエジーア・ブラジレイラのコーナー)
Antigua
STAFF| 17:22
| カテゴリー:CD Information