2018年04月15日
4/15のゲスト:イレ(iLe) with GAMO、加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ)
4月15日は、カリブの島、プエルトリコのシンガー、イレ(iLe)と、東京スカパラダイスオーケストラからGAMO(テナーサックス)と加藤隆志(ギター)をゲストにお迎えしました。
イレ(本名:イレアナ・カブラ・ジョグラル)は1989年4月28日生まれ。まもなく29歳になります。ラテンとヒップホップをミックスしたプエルトリコのグループ、カイェ・トレセ(Calle 13)のメンバーを経て、2016年にファースト・ソロ・アルバム「Ilevitable」を発表。第59回グラミー賞で「Best Latin Rock, Urban or Alternative Album」を受賞し、今、ラテン音楽シーンで最も注目を集めている、若手のホープです。
「私は、新しい音楽から、さまざまな時代の音楽まで、聴いてきました。最もよく聴いたのは、サルサやボレロなどの、プエルトリコ、キューバ、ドミニカ共和国の音楽です。
同時にいろんな音楽をリサーチしている中で、江利チエミが東京キューバンボーイズと共演した曲<串本節>に出会いました。マンボのリズムに乗って日本語で歌っていることに感銘を受け、好きになりました。
このように、私はインターネットを通じて新しい音楽を学んでいます。ただ、自分のファースト・アルバムには、プエルトリコやキューバの音楽から受けた影響を反映しています。
東京スカパラダイスオーケストラを初めて聴いたのは、バルセロナのフェスティバルで、私がカイェ・トレセのメンバーとして出演した後、彼らが出演しました。
演奏もオーディエンスの反応も、とてもエネルギッシュで、すっかり興奮させられました。
それ以来、彼らの音楽をインターネットを通じて聴くようになり、さらに好きになりました。プエルトリコでも、スカやレゲエは人気があります。
彼らの音楽が伝えるマジカルなエネルギーが、私は大好きです。そして人間的にも、グッド・ピープルです」
イレと東京スカパラダイスオーケストラは2011年に知り合い、昨年、USAオースティンのフェスティヴァルで再会。ぜひコラビをということになり、イレのアルバムにも入っている曲「Te Quiero Con Bugalu」をスカパラ流にアレンジし、イレの希望で日本語の歌詞もつけてレコーディング。スカパラの新作「GLORIOUS」に収録されました。
イレは3月末に初来日。東京スカパラダイスオーケストラの「GLORIOUS」プレミアムライヴにゲスト出演し、ライヴでの初共演を果たしました。
「Te Quiero Con Bugalu(テ・キエロ・コン・ブガルー)」をスタジオライヴで生演奏。右からイレ、加藤隆志、イスマエル・カンセル、GAMO。