2018年07月01日
7/1のゲスト:トニ・ガヒード
7月1日は、ブラジルのシンガー、トニ・ガヒードをゲストにお迎えしました。
トニ・ガヒード(Toni Garrido)は1967年、リオデジャネイロ生まれ。1994年、レゲエ・バンドのシダーヂ・ネグラに参加して数々のヒットを放ち、ジャマイカのレゲエ・シンガーとも共演。
日本でも2000年に公開された、ブラジル映画「オルフェ」で主役をつとめるなど、映画俳優としても活躍してきました。
5月にソロで来日して、名古屋で開催された「ブラジル・フェスタ」に出演。東京に立ち寄った際、J-WAVEのスタジオに、来てくれました。
現在、トニ・ガヒードは、シダーヂ・ネグラの活動とは別に、ソロ・プロジェクトも始めています。
「私は32年間のキャリアを通じ、つねにグループの一員として活動してきました。
今、私は、これまでとは違うことをやろうと考えています。それは、エレクトリックなビートに乗った音楽を、歌うことです。
ジャマイカにレゲエだけでなく、ヒップホップが浸透しているように、ブラジルにはサンバがあり、ファンキと呼ばれる、独自の音楽もあります。
この2年間、キッヂ・アベーリャというロック・バンドのメンバーだったジョルジ・イズラエルと一緒に、およそ40曲ぐらい、作ってきました。そして彼を通じて、とても才能に溢れたブラジルのDJ、ダニー・ディーと知り合いました。
そこで私も、ダニー・ディーと組んで、ハウスなどのエレクリックな音楽とソウル・ミュージック、ブラック・ミュージック、そしてサンバなどのブラジル音楽をミックスした、これまでとは違う音楽を、作り始めています」
DJダニー・ディー(左)が作ったトラックに乗ってスタジオライヴで歌った曲は、ジャヴァンの名曲「Lilas」でした。