2018年08月26日
9/2はブラジル〜スペイン。放送30周年スペシャル企画第1弾発表!
次週9月2日は、ブラジルとスペインをめぐる音楽の旅にご案内します。
10月に迎える番組の放送30周年に向けての、カウントダウン月間。30周年を記念したスペシャルな企画をたくさんご用意しています。その第1弾、リスナーの皆様をご招待して行なうスペシャル・ライヴ・イヴェントの開催発表!
次週9月2日は、ブラジルとスペインをめぐる音楽の旅にご案内します。
10月に迎える番組の放送30周年に向けての、カウントダウン月間。30周年を記念したスペシャルな企画をたくさんご用意しています。その第1弾、リスナーの皆様をご招待して行なうスペシャル・ライヴ・イヴェントの開催発表!
★FESTIVAL TANDEM
9月23日(日)24日(月・祝)
開場 12:00 / 開演 13:00(22:00終演予定)
@代官山 UNIT、UNICE
チケット : 2Dayチケット 12,000円 / 1Dayチケット 7,500円(税込)全席自由
*ドリンク代500円別途
公式サイト
[出演]
9/23(日)
Anna Karina (アンナ・カリーナ)
Clémentine (クレモンティーヌ)
Albin de la Simone (アルバン・ドゥ・ラ・シモーヌ)
SOPICO (ソピコ)
Voyou (ヴォワイユ)
グッドラックヘイワ
ヤセイコレクティブ
9/24(月・祝)
Calogero (カロジェロ)
Corine (コリーヌ)
Suzane (シュザーヌ)
POMME (ポム)
青葉市子
KIMONOS(向井秀徳、LEO今井)
フランス語圏の国々と日本の、音楽を通じた文化交流を目的とするコンサート・シリーズ「TANDEM TOKYO」のスペシャル・エディション。フランスから様々なジャンルの音楽家が来日してライヴを行ない、日本の音楽家も出演します。
Anna Karina (アンナ・カリーナ)
<ココ・シャネルが名付け親。ゴダールのミューズ(女神)で知られる女優・歌手>
デンマーク・コペンハーゲン生まれ。ジャン=リュック・ゴダール監督そしてヌーヴェル・ヴァーグのミューズ。18歳の時に出演した短編映画がカンヌで賞を獲り、パリへ移住。モデルとして活躍していたところ、ゴダールの目に留まり、「小さな兵隊」(60)でデビュー。「女は女である」(61)ではベルリン国際映画祭の女優賞を受賞。61年にゴダールと結婚。64年の離婚後も「気狂いピエロ」(65)などゴダール作品に出演。その後も女優業だけでなく、監督業やシンガーなど、今日に至るまで幅広く活躍する。
Albin de la Simone (アルバン・ドゥ・ラ・シモーヌ)
1970年生まれ。2003年にファースト・アルバムを発表しシンガー/ソングライターとして活動する一方、90年代からキーボード奏者/アレンジャーとして、フランスだけでなく世界中の様々なシンガーとの共演を続けてきました。
昨年秋に来日。番組にもゲスト出演し、スタジオライヴで歌ってくれました(→こちら)。
★ディヴァイン・ディーバ
(原題:Divinas Divas)
配給/ミモザフィルムズ
9月1日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿(9/8)ほか全国順次ロードショー
© UPSIDE DISTRIBUTION, IMP. BLUEMIND, 2017
監督・脚本:レアンドラ・レアル
出演:ブリジッチ・ディ・ブジオス、マルケザ、ジャネ・ディ・カストロ、カミレK、フジカ・ディ・ハリディ、ホジェリア、ディヴィーナ・ヴァレリア、エロイナ・ドス・レオパルド
2016年/ブラジル/ポルトガル語/110 分/カラー/ビスタ/ステレ
原題:Divinas Divas
公式サイト
実在する、ブラジルの8人の女装パフォーマーが主人公のドキュメンタリー映画です。
男性として生まれながら女性として生きることを選んだトランスジェンダーの8人は、60年代の半ばから70年代にかけて、リオデジャネイロの中心部にあるヒバル・シアターで歌やダンスのショーを行ない、軍事政権が支配していた当時のブラジル社会で、自由に生きるために戦うシンボルとなりました。
そして2014年。60代から70代を迎えた8人が、デビュー50周年の記念公演のために再び集結。その模様を追いながら、8人のドラァグクイーンがそれぞれの人生を語るという内容です。
監督は、ヒバル・シアターの創業者の孫娘で、幼い頃からディーバたちのショーを見て育った、女優のレアンドラ・レアル。
ブラジル発、ドラァグクイーン版「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」にも例えられる映画です。
★リスナープレゼント 締め切りました
この映画の劇場鑑賞券を、抽選で3組・6名様にプレゼントします。
ご応募はメッセージフォームから。
お名前、ご住所などの必要事項、「プレゼント希望」と明記の上、お申し込みください。
次週8月26日は、ブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内します。
9月1日からロードショー公開される、ブラジルのドキュメンタリー映画「ディヴァイン・ディーバ」をご紹介。映画の劇場鑑賞券のリスナー・プレゼントも。
9月に東京で開催される、フランスの音楽とフードのフェスティバル「フェスティバル・タンデム」の主な出演者も、曲と共にご紹介します。
8月19日のゲストは、サンパウロの「ノヴォス・コンポジトーレス(新しいコンポーザーたち)」と呼ばれる新世代の音楽家のサークルの中心人物でもある、シンガー/ソングライターのダニ・グルジェル。7月に6年連続のジャパンツアーを行ない、番組にお迎えするのは5回目です。
昨年までは母のピアニスト、デボラ・グルジェルとのクアルテートで来日していましたが、今年は、リリースされたばかりのニューアルバム「TUQTI」と同じメンバーの5人編成のバンドで来日。これまでとは一味違うツイン・ギターのサウンドに乗って歌い、新たな魅力を伝えてくれました。
「私の新しいソロ・アルバム <トゥクチ>。このタイトルは、サンバのリズムに乗ったスキャットの声から来ています。
長年にわたる様々なプロジェクトを経て、私の音楽は成熟してきました。
このソロ・アルバムには「グングナード」を共作したマルセロ・ボターロをはじめ、ギリェルミ・ファンチ、ヒカルド・ヘルツといった、新しい作曲家たちが参加しています。
彼らはサンパウロのインストゥルメンタル・ミュージックのシーンで活躍している人たちです。
アルバムのサウンド面では、音を歪ませたエレキギターの音を取り入れました。今までのアルバムには無かったサウンドなので、リスナーの方々には新鮮だと思いますが、私は、本格的にブラジル音楽を歌い始める前はロックやジャズのバンドに参加していて、昔からエレキギターのサウンドも大好きだったのです。
レコーディングに際し、プロデューサーのチアゴ・ハベーロと私は、新しいバンドを組みました。バンドのメンバーは、ミュージシャンであるだけでなく新しい作曲家でもあり、曲のアレンジも出来る人たちです。
私を含む5人のメンバーがスタジオに入って、用意した曲を、ゼロから一緒にアレンジしながら完成させる。そんなプロセスでレコーディングを行ないました。ですから、このアルバムは、5人が10本の手で一緒に作り上げたものなのです」
昨年、ダニと一緒に来日し番組にも出演したギタリスト、コンハード・ゴイスとのデュオでスタジオライヴの生演奏。
1曲目はカナダ出身の女性のトランペッター、イングリッド・ジェンセンに捧げた曲「ヴォオウ(飛び立った)」。
2曲目が「カデ・ア・ヒタ(ヒタはどこで)?」。ヒタはダニ・グルジェルの2歳になるお嬢さんの名前です。すばしっこくて、飛び跳ねたり走り回ったりしたかと思うと、どこかに隠れ楽器の音を口真似するのが好きで、お母さんの歌声を「カカカカカ」と真似て歌う。そこからインスピレーションを受けて作った曲だそうです。
2曲とも「TUQTI」に収録されています。
8月19日の放送で紹介した展覧会「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」。東京都庭園美術館で9月17日まで開催中です。
★ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力
2018/6/30(土)〜9/17(月)
会場:東京都庭園美術館
東京都港区白金台5-21-9 ハローダイヤル 03-5777-8600
休館日:第2・4水曜日(7/11, 7/25, 8/8, 8/22, 9/12)
開館時間:10:00–18:00 (入館は17:30まで)
*7月20日〜8月31日までの毎週金曜は21時まで開館
(入館は20時30分まで)
MORE INFO
ブラジルのアマゾン川、シングー川の流域で暮らす先住民の人々が、丸太から作った木の椅子、約90点を展示しています。
椅子ですから、もともとは生活用品として、あるいは儀式のために作られ使用されてきたものですが、形状がユニークで、野生動物をかたどったデザインのものも多く、また、独特の幾何学模様も施していて、美術品として見ることが出来ます。
ウルフ作(メイナク)《ジャガー》 ⓒ BEĨ collection / by Rafael Costa
制作者不詳(クイクロ)《サル》 ⓒ BEĨ collection / by Rafael Costa
カマリ作(クイクロ)《ホウカンチョウ》 ⓒ BEĨ collection / by Rafael Costa
マワヤ作(メイナク)《サル》 ⓒ BEĨ collection / by Rafael Costa
写真提供:東京都庭園美術館
次週8月19日は、ブラジルとスペインをめぐる音楽の旅にご案内します。
カルチャートピックのコーナーでは、東京都庭園美術館で開催中の展覧会「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」、スペインのアンダルシアから届いた夏の便りをご紹介します。
ゲストもお迎えします。ブラジル、サンパウロから来日したシンガー/ソングライター、ダニ・グルジェル。6年連続で来日公演を行ない、番組にお迎えするのも5回目です。ギタリスト、コンハード・ゴイスと共に、スタジオライヴの生演奏も!
8月12日放送のカルチャー・トピックは、スペイン・アンダルシア州グラナダにお住いのユキさんから届いた夏の便り(アンダルシアのビーチ)をご紹介しました。
8月19日の放送でも、ユキさんからの夏の便り(テーマはビーチでの食の楽しみ)をお伝えしました。
赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京36階「MIXX バー&ラウンジ」で「ブラジリアン・サマーナイト・ブリーズ」と題する夏のスペシャルメニューを展開しています。
番組でも何度かご紹介している、リオのファッション・ブランド「OSKLEN(オスクレン)と、ブラジルの砂糖キビベースのスピリッツ、カシャッサのブランド「SELETA(セレッタ)」とのコラボレーション。
OSKLENの2018年の春夏コレクションのテーマからインスピレーションを受けた、トロピカル・フルーツとビーチを連想するカクテルを提供しています。
ボサノヴァの名曲「シェガ・ヂ・サウダージ」や「ガールズ・フロム・イパネマ」といった名前のカクテルも。
窓越しに広がる東京の夜景を見ながら、ブラジルのリオの夏に思いをはせる。そんなひとときを過ごせます。
ブラジリアン サマーナイトブリーズ 〜オスクレン&セレッタ〜
ANAインターコンチネンタルホテル東京36階「MIXX バー&ラウンジ」で8月31日(金)まで開催中(メニューの提供は17時より)
カシャッサ・ベースのトロピカル・カクテル。左から右に「ガールズ・フロム・イパネマ」「シェガ・ヂ・サウダージ」「コパカバーナ・サンセット」
次週8月12日は、ブラジルとスペインをめぐる音楽の旅にご案内します。
歌詞をご紹介しながらブラジルの名曲の世界にご案内する「ポエジーア・ブラジレイラ」のコーナーでは、カエターノ・ヴェローゾ(8月7日で76歳)が作詞作曲したサマー・アンセムを取り上げます。
東京でブラジルを感じる催し、スペインのアンダルシアから届いた夏の便りもご紹介します。
8月5日のゲストは、小野リサとパウロ・ジョビン、ダニエル・ジョビン。小野リサは7月に、リオからパウロとダニエルの親子を迎えて「Celebrating the 60th Anniversary of Bossa Nova」と題するライヴを行ない、アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲をたっぷりと歌いました。
2001年10月から2010年3月まで8年半、「サウージ!サウダージ」のマンスリー・ナヴィゲーターもつとめた小野リサ。ゲスト出演は3年ぶり。パウロ・ジョビン、ダニエル・ジョビンとのポルトガル語でのトークもまじえ、和気藹々と進行しました。
パウロ・ジョビン(ギター、ヴォーカル)は、アントニオ・カルロス・ジョビンの長男。父の作品の中で最も好きな曲として選んだのは「WAVE(波)」でした。パウロは少年時代からサーフィンが好きで、父がこの曲に歌詞をつけるにあたって波の動きを説明し、歌詞のヒントにしたそうです。
ダニエル・ジョビン(ピアノ、ヴォーカル)はパウロの長男でアントニオ・カルロス・ジョビンの初孫。祖父の作品の中で最も好きな曲として選んだのは「Passarim(パッサリン)」でした。パッサリンは小鳥のことで、小鳥や野生動物を愛したマエストロ・ジョビンの人柄と音楽性がしのばれます。
スタジオライヴの生演奏は、アントニオ・カルロス・ジョビンが作曲、ヴィニシウス・モライスが作詞、1958年にジョアン・ジルベルトがレコーディングしてボサノヴァ誕生を告げた名曲「Chega de Saudade(シェガ・ヂ・サウダージ)」。
ジョイス・モレーノが、今年も9月末から10月初旬に来日します。
1968年、20歳でファースト・アルバム「JOYCE」を発表してから50周年。ファースト・アルバムの収録曲を全て新たに録音したニューアルバム「50」も発表しました。
今年のゲストはサンパウロ出身のシンガー/ソングライター/ギタリスト、シコ・ピニェイロ。USAのジャズ・ミュージシャンとも共演しており、2012年にはサックス奏者、ボブ・ミンツァーのビッグバンドのメンバーとして来日しました。シコ・ピニェイロの才能をデビュー当時から高く評価してきたジョイス・モレーノが、日本で初共演します。
★JOYCE MORENO
with special guest CHICO PINHEIRO
“celebrating 50th anniversary of debut”
ジョイス・モレーノ with special guest シコ・ピニェイロ
9/30(日)
[1st] open 4:00pm / start 5:00pm
[2nd] open 6:30pm / start 8:00pm
10/1(月)
[1st] open 5:00pm / start 6:30pm
[2nd] open 8:00pm / start 9:00pm
@COTTON CLUB
MORE INFO
10/4(木)
10/5(金)
[1st] Open 5:30pm / Start 6:30pm
[2nd] Open 8:20pm / Start 9:00pm
@BLUE NOTE TOKYO
MORE INFO
[メンバー]
Joyce Moreno ジョイス・モレーノ(ヴォーカル、ギター)
Chico Pinheiro シコ・ピニェイロ(ヴォーカル、ギター)
Tutty Moreno トゥチ・モレーノ(ドラムス)
Helio Alves エリオ・アルヴェス(ピアノ)
Rodolfo Stroeter ロドルフォ・ストロエテール(ベース)
Joyce Moreno『50』
(Biscoito Fino / Rambling RECORDS)日本は8月24日発売