2018年10月01日
10/1(月)SAÚDE! SAUDADE... 30th Anniversary Special Edition
NIPPON EXPRESS SAUDE! SAUDADE...
30th Anniversary Special Edition
2018/10/1(mon) 21:00~22:58
On Air Song List & Photos
1. SAUDADE VEM CORRENDO / BEBEL GILBERTO
CD [SAUDE! SAUDADE... 30+BEYOND(サウージ!サウダージ... サーティー・プラス・ビヨンド) ソニーミュージック編] (SONY MUSIC LABELS / SICP-31183)
ジョアン・ジルベルトとミウシャの娘、ベベウ・ジルベルトは2000年にワールド・デビュー。リオとニューヨークを行き来しながら活動している、コスモポリタンな感性と音楽性の持ち主です。『トゥード』(2014年ブラジル・ディスク大賞8位)から、4曲目にギターの演奏がサンプリングされていたボサノヴァの先駆者、ルイス・ボンファの作品を、ドリーミーな歌声でカヴァーしました。
2. OS PASSISTAS / CAETANO VELOSO
CD [SAUDE! SAUDADE... 30+BEYOND(サウージ!サウダージ... サーティー・プラス・ビヨンド) ユニバーサル ミュージック編] (UNIVERSAL MUSIC / UCCU-1582)
50年間、ブラジル音楽をリードし続けているカリスマ、カエターノ・ヴェローゾ。番組でのオンエア回数は1位で、インタビューも複数回、放送してきました。97年の名盤『リーヴロ』(98年ブラジル・ディスク大賞2位)から、サンバとアフロ・バイーアのリズムをミックスしたオリジナル曲。カーニヴァルの晴れ舞台で、男性のダンサーがペアを組んで踊るパートナーの女性に対する想いを歌った内容です。
3. INFINITO PARTICULAR / MARISA MONTE
CD [SAUDE! SAUDADE... 30+BEYOND(サウージ!サウダージ... サーティー・プラス・ビヨンド) ユニバーサル ミュージック編] (UNIVERSAL MUSIC / UCCU-1582)
番組放送開始の翌年にデビューして以来、ブラジリアン・ポップスの女王の座に君臨しているマリーザ・モンチ。番組でのオンエア回数も女性では1位、「ブラジル・ディスク大賞」でも過去22年間で最多の5回、1位を獲得しています。これは「私の中の無限」と題する同名のアルバム(2006年ブラジル・ディスク大賞2位)のタイトル曲。カルリーニョス・ブラウン、アルナルド・アントゥニスとの共作です。マリーザ・モンチは、自身の曲をコンピレーションCDに収録することを許可していないのですが、来日公演時(92年、2007年)に番組のゲストに迎えたほか、電話インタビューも行なってきた実績が認められ、特別に2曲の収録が許されました。
4. YARABELA / JOYCE FEAT.TONINHO HORTA
CD [SAUDE! SAUDADE... 30+BEYOND(サウージ!サウダージ... サーティー・プラス・ビヨンド) ソニーミュージック編] (SONY MUSIC LABELS / SICP-31183)
1994年以降は毎年欠かさず来日しているジョイス(現在名はジョイス・モレーノ)。番組への出演回数も最多です。来日公演のゲストに迎えた音楽家たちとの共演作『ボッサ・デュエッツ』(2003年ブラジル・ディスク大賞3位)から、親友のギタリスト/作曲家、トニーニョ・オルタの作品。1969年、トニーニョの故郷ミナスジェライスで開催された音楽祭で、この曲を2人がデュエットし5位に入賞しました。
5. MARACANGALHA / JOYCE MORENO
STUDIO LIVE AT J-WAVE (2017)
ジョイス・モレーノが昨年、来日して番組にゲスト出演した際のスタジオライヴ。バイーアの巨匠、故ドリヴァル・カイミの名曲です。
6. MOUNTAIN FLIGHT / TONINHO HORTA
CD [SAUDE! SAUDADE... 30+BEYOND(サウージ!サウダージ... サーティー・プラス・ビヨンド) ユニバーサル ミュージック編] (UNIVERSAL MUSIC / UCCU-1582)
この曲を聴いてアッ!と思った方は、筋金入りの番組リスナーでしょう。1988年10月から2年余、番組の初代オープニング・テーマとして流れていた曲です。パット・メセニーら大勢のジャズメンとも共演してきた、ミナス出身のギタリスト/シンガー&ソングライター、トニーニョ・オルタのオリジナル。タイトルも曲想も、日曜日の夕方の音楽の旅、その始まりにピッタリだと思いませんか?
7. BIM BOM / 小野リサ
CD [BRASIL] (DREAMUSIC MUCD-1296)
後半は、2001年10月から8年半、番組のマンスリー・ナヴィゲーターをつとめ毎月最終日曜を担当した小野リサがゲスト。これは「2014年ブラジル・ディスク大賞で1位になったアルバムから、ジョアン・ジルベルトが作詞作曲した名曲です。
8. J’AI VU / 小野リサ WITH HENRI SALVADOR
CD [DANS MON ILE] (TOSHOBA EMI TOCT-25080)
小野リサがフランスの名曲を歌ったアルバム(2003年ブラジル・ディスク大賞4位)から、当時86歳だったフランスの至宝、アンリ・サルヴァドールの作品をアンリとデュエット。曲の意味は「人生という名の旅」。アンリ・サルヴァドールは2008年、90歳で天国に旅立ちました。
9. PONTA DE AREIA / 小野リサ
STUDIO LIVE AT J-WAVE
ミルトン・ナシメント(作曲)、フェルナンド・ブランチ(作詞)の名曲。ミルトンのホーム、内陸部のミナスジェライス州と、大西洋に面したバイーア州のポンタ・ヂ・アレイア駅(意味は砂の岬)を結んでいた、今は廃線になってしまった鉄道がテーマです。スタジオライヴの生演奏でお送りしました。