2019年02月17日
カポエイラが題材の漫画「バトゥーキ」
アフリカをルーツとし、ブラジルのバイーアで独自の発展を遂げた、格闘技に基づくアフロ・ブラジルのダンスが「カポエイラ」。
そのカポエイラを題材にした日本の漫画が、週刊ヤングジャンプで昨年の夏から連載中の「バトゥーキ」、作者は迫稔雄(さこ としお)さん。
日本人の女子中学生が、ひょんなことからカポエイラと出会い、それまで気づかずにいた自我に目覚め成長していくという物語で、先月、単行本も第2巻まで刊行されました。
作者の迫さんは、3年ほど前からカポエイラを始め、その奥深い歴史を知って、作品の題材にしようと考えたそうで、昨年、カポエイラの中心地、ブラジルのバイーアを訪れてリサーチを行ない、連載を始めました。
物語の中には、アクションやバイオレンスのシーンもありますが、カポエイラを軸に、
ブラジルの黒人たちの歴史、ダンスと音楽の関係などにも詳しく触れていますので、歴史や文化を学ぶことも出来る、そんな内容になっています。
「バトゥーキ」単行本第1巻
「バトゥーキ」単行本第2巻
連載漫画「バトゥーキ」週刊ヤングジャンプ公式サイト
ヤングジャンプ公式YouTube「バトゥーキ」特集動画
著者近影
STAFF| 17:13
| カテゴリー:BRASIL/culture & trend