2019年07月14日
映画「ジョアン・ジルベルトを探して」
ボサノヴァのクリエイター、ジョアン・ジルベルト(João Gilberto)さんが、7月6日、ブラジル・リオデジャネイロの自宅で永眠されました。享年88歳。謹んでご冥福をお祈りいたします。
そのジョアン・ジルベルトにちなんだドキュメンタリー映画が公開されます。
『ジョアン・ジルベルトを探して』
©Gachot Films/Idéale Audience/Neos Film 2018
配給:ミモザフィルムズ
8月24日(土)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
「ジョアン・ジルベルトを探して」公式サイト
監督・脚本:ジョルジュ・ガショ
出演:ミウシャ、ジョアン・ドナート、ホベルト・メネスカル、マルコス・ヴァーリ他
2018年/スイス=ドイツ=フランス/ドイツ語・ポルトガル語・フランス語・英語/111分/カラー/ビスタ/5.1ch
原題:Where Are You, João Gilberto?
字幕翻訳:大西公子
字幕監修:中原仁
ボサノヴァのクリエイター、ジョアン・ジルベルト。2003年に初来日公演が実現し、その後も2004年、2006年と来日を重ねてきました。しかし2008年8月、リオで開催されたボサノヴァ誕生50周年記念コンサートへの出演を最後に、公の場に姿を現すことのないまま10年以上もの時が経ち、そして今年、世を去りました。
フランス生まれでブラジル音楽を敬愛するジョルジュ・ガショ監督によるドキュメンタリー『ジョアン・ジルベルトを探して』は、 ドイツ人ジャーナリストのマーク・フィッシャーがジョアン・ジルベルトに会うためリオデジャネイロに出向いた顛末を描いた1冊の本「Ho-ba-la-lá: À Procura de João Gilberto」をガショ監督が手に取った時から始まりました。
その懸命な追跡にも関わらず、マークはジョアンに会えないまま、本が出版される1週間前に自ら命を断ったといいます。ガショ監督はマークの旅に強く共鳴し、彼の夢を実現すべくブラジルを訪れて、リオやミナスジェライス州ヂアマンチーナを旅し、ジョアンゆかりの人々や土地を尋ね歩きます。
ジョアンの名曲の数々に、ミウシャ、マルコス・ヴァーリ、ジョアン・ドナートらの有名ミュージシャン、リオをはじめとするブラジルの美しい風景など、ジョアン・ジルベルトのファンのみならず、ボサノヴァ・ファンも垂涎の音楽ドキュメンタリーです。
★試写会のご案内
J-WAVE J-me SPECIAL PREVIEW
『ジョアン・ジルベルトを探して』
8月6日(火)
開場 18:30 / 開演 19:00 / 開映 19:30(上映時間111分)
会場:渋谷・ユーロライブ
※上映前に、ジョルジュ・ガショ監督と「SAÚDE! SAUDADE...」プロデューサーで本作の字幕監修もつとめた中原仁によるトークショーを予定しています。
この試写会に、J-WAVE J-me会員80組160名様を抽選でご招待します。
ご応募は7月29日(月)正午で締め切りました。
当選された方々には招待状を7月30日に発送しいたします。