2019年10月27日

11/3は「2019年ブラジル・ディスク大賞」候補作紹介/第16回ラテンビート映画祭も紹介

次週11月3日は、ブラジルとスペインをめぐる音楽の旅にご案内します。

ただいま投票を受付中!リスナーからの投票で決定するブラジル音楽の年間アルバム・ベストテン「2019年ブラジル・ディスク大賞」の主な候補アルバムを、曲と共にご紹介します。

後半は、11月7日から東京で開催される「第16回ラテンビート映画祭」をクローズアップ。スペイン映画、ブラジル映画の上映作品をご紹介します。

STAFF| 17:53 | カテゴリー:from staff

2019年10月27日

10/27のゲスト:アンドレ・メマーリ

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10月27日のゲストは、ブラジルのピアニスト/作曲家/プロデューサー、アンドレ・メマーリAndré Mehamari)。

1977年、リオデジャネイロで生まれ、サンパウロの音楽大学に在学中、学内のコンテストでクラシックとポピュラー音楽、両方の分野にまたがって優勝し、20年前にファースト・アルバムを録音しました。

その後、ジャンルを超えて国内外の様々な音楽家と共演。現代のブラジルを代表するピアニスト、作曲家、プロデューサーとして活躍しています。

2005年、ジョイス・モレーノのバンドのメンバーとして、初めて来日。2010年代には、ソロ、デュオ、トリオなど様々な編成で来日を続け、今年9月の来日時には、東京でソロ・コンサートを行ないました。

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トリオを率いて録音したニューアルバム「Na Esquina do Clube com o Sol Na Cabeça」(「2019年ブラジル・ディスク大賞」候補アルバム)は、クルビ・ダ・エスキーナ(Clube da Esquina)と呼ばれる、ミルトン・ナシメントを中心とするブラジル内陸部ミナスの音楽ファミリーの名曲をレコーディングしたアルバムです。

クルビ・ダ・エスキーナの音楽は、常に私の人生の中にありました。
1977年に生まれた私は、少年時代から彼らの音楽をレコードで聴き続けてきました。
私だけでなくトリオのメンバーも同じで、私たちは日本でもブラジルでも、クルビ・ダ・エスキーナの音楽を、コンサートで演奏してきました。そこで、彼らの音楽にトリビュートするアルバムを作ることになりました。

ベースはネイマール・ヂアス。ドラムスはセルジオ・ヘジ。私はピアノのほか、アナログ・シンセサイザー、オルガンも演奏しています。

ミルトン・ナシメントの声は、世界中で最も美しい声のひとつだと思います。奇跡と言えるしょう。

彼をはじめクルビ・ダ・エスキーナの人々の音楽は、ハーモニーもメロディーも、とても豊かです。ジャズ、ポップス、ボサノヴァ、アヴァンギャルド、ビートルズ、フォルクローレ。あらゆる音楽の要素をミックスして、抱きしめ、ひとつにしています。

彼らは、とてもヒューマンで美しい、ブラジル音楽の時代を作りました。その音楽を今、表現することが、とても困難な時代を生きている現代のブラジル人にとって、重要なことだと考えています

スタジオライヴでは、クルビ・ダ・エスキーナの名曲を、即興を交えてメドレーで演奏してくれました。

「カンサォン・ダ・アメリカ」「モーホ・ヴェーリョ」「ポンタ・ヂ・アレイア」。この3曲はミルトン・ナシメントの作品です。続いてロー・ボルジェスの作品「トレン・アズール」。そして最後に再びミルトンの作品「クラヴォ・イ・カネーラ」でした。

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Na Esquina do Clube com o Sol Na Cabeça / André Mehmari Trio

STAFF| 17:52 | カテゴリー:GUEST

2019年10月20日

10/27は「2019年ブラジル・ディスク大賞」候補作紹介/アンドレ・メマーリ生演奏

次週10月27日は、ブラジルとスペインをめぐる音楽の旅にご案内します。

ただいま投票を受付中!リスナーからの投票で決定するブラジル音楽の年間アルバム・ベストテン「2019年ブラジル・ディスク大賞」の主な候補作を、曲と共にご紹介します。

スペインから、フラメンコにちなんだカルチャートピックもお伝えします。

ゲストはブラジルのピアニスト、アンドレ・メマーリ。スタジオライヴで生演奏!

「2019年ブラジル・ディスク大賞」投票フォーム

STAFF| 17:44 | カテゴリー:from staff

2019年10月20日

10/25〜12/15 Yugo Mabe Painting展

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YUGO MABE PAINTING展

期間:2019年10月25日(金)〜12月15日(日) 
会場:和田画廊 中央区銀座3-5-16
開廊:13時〜18時半
休廊:月・祝
MORE INFO(和田画廊HP内)

画家のユーゴ間部(まべ)さんは1955年、サンパウロ生まれの日系ブラジル人。日本から移住してブラジルの国民的な画家となった、マナブ・マベさんの息子にあたります。

今回の個展では風景画を中心に展示。@色の魔術師」と呼ばれた亡父の影響も受けながら、独特の画風を確立しています。

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作品写真提供:和田画廊


STAFF| 17:44 | カテゴリー:BRASIL/ART

2019年10月20日

12/4 ジョアン・ジルベルト・トリビュート・コンサート(追加発表あり)

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PHOTO by Hiroshi Nirei, Shinichi Yokoyama

CHEGA DE SAUDADE
ジョアン・ジルベルト・トリビュート・コンサート
Um Abraço no João

12月4日(水)開場18:00 / 開演 18;30
@めぐろパーシモンホール
(東横線都立大学駅)
出演:宮沢和史、南佳孝、小野リサ、中村善郎、坂本美雨、Saigenji and more
ミュージシャン:笹子重治(Gt)フェビアン・レザ・パネ(Pf)服部正美(Drums&Perc)久保田真弘(Bass)倉富義隆(Sax, Flute)今福健司(Perc)

料金:全席指定 7,800円(税込)*3歳以上のお子様はチケットが必要です
主催:JOÃO GILBERTO『LIVE IN TOKYO』製作委員会
後援:ブラジル大使館、J-WAVE、月刊ラティーナ
協力:イープラス
公式サイト

7月6日、88歳で世を去ったボサノヴァのクリエイター、ジョアン・ジルベルトへのトリビュート・コンサート。ジョアン・ジルベルトを敬愛する日本のアーティストがジャンルを超えて集合します。

*小野リサの出演が発表されました!(2019/11/19 update)

STAFF| 17:14 | カテゴリー:live/event info

2019年10月13日

10/20はブラジル〜イタリア。「2019年ブラジル・ディスク大賞」投票受付開始

次週10月20日は、ブラジルとイタリアをめぐる音楽の旅にご案内します。

10月18日から投票受付開始!リスナーの皆様から投票で決定するブラジル音楽の年間アルバム・ベストテン「2019年ブラジル・ディスク大賞」の開催要項もご案内します。

ライヴ・インフォメーション、イタリアのカルチャートピック、東京で開催される日系ブラジル人画家の個展のインフォメーションもお伝えします。

STAFF| 17:53 | カテゴリー:from staff

2019年10月13日

10/13のゲスト:ジョイス・モレーノ、ゼ・ヘナート

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10月13日のゲストは、今年もブラジル・リオから来日したジョイス・モレーノ(Joyce Moreno)と、ジョイスのライヴのゲストで来日したゼ・ヘナート(Zé Renato)

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昨年10月には「サウージ!サウダージ...」の放送30周年記念ライヴ・イヴェント(六本木ヒルズアリーナ)に出演したジョイス・モレーノ。番組へのゲスト出演回数はダントツNO.1です。

スタジオライヴで歌った曲は「A Velha Maluca」。昨年、デビュー50周年を記念して発表したアルバム「50(シンクエンタ)」(2018年ブラジル・ディスク大賞第2位)に入っている「クレイジー・オールド・レディ」といった意味のオリジナルの新曲でした。

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シンガー、コンポーザー、ギタリストのゼ・ヘナートは、ジョイス・モレーノとは40年以上の親友。約40年間、ヴォーカル・グループ、ボカ・リヴリのリード・シンガーをつとめ、ソロ・アーティストとしても活躍しています。

1030年代に大人気だったロマンチックなサンバの歌手、シルヴィオ・カルダスのレパートリーを歌ったアルバムや、先日、亡くなったサンバの歌手、エルトン・メデイロス、ヴィニシウス・ヂ・モライスの孫娘、マリアーナ・ヂ・モライスとの3人で、サンバのコンポーザー、ゼー・ケチの名曲を歌ったライヴ・アルバムも発表してきました。

「私の音楽の出発点は、サンバです」。

ゼ・ヘナートは、このようにコメントしていました

また、コンポーザーとしても数々の名曲を発表。近年はジョイス・モレーノと共作した曲も多く、詩人のパウロ・セーザル・ピニェイロ、ミルトン・ナシメントとも共作してきました。

スタジオライヴで歌った曲は、ミルトンとの共作「Anima」でした。

さらにもう1曲、ジョイス・モレーノとゼ・ヘナートのデュエットで、2人が共作した「Pra Você Gostar de Mim」を歌ってくれました。

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Joyce Moreno公式サイト
Zé Renato公式サイト

STAFF| 17:52 | カテゴリー:GUEST

2019年10月13日

10/25〜27「BOSSA AOYAMA 2019」

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BOSSA AOYAMA 2019

10月25日(金)〜27日(日)
@原宿教会、オラクルスカイロビー、グローカルカフェ
詳細、タイムテーブル等はBOSSA AOYAMA 2019公式サイト

今年で12回目を迎えるボサノヴァのフリーライヴ・イヴェント「BOSSA AOYAMA 2019」。

初来日となるサンパウロのシンガー、アンナ・セットン(Anna Setton)のほか、日本人とブラジル人のアーティストが、原宿教会、オラクル・スカイロビーなど青山の3カ所の会場でライヴを行ない、すべて入場無料です(飲食は有料)。

アンナ・セットンは、10月25日(金)にオープニング・スペシャルライヴを行ない(オラクルスカイロビー)、26日(土)原宿教会に出演します。

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STAFF| 17:00 | カテゴリー:live/event info

2019年10月06日

10/13は秋を彩るブラジル音楽を/ジョイス・モレーノらが生演奏!

次週10月13日は「秋のブラジル・スペシャル」。秋を快適に彩る、さわやかなブラジリアン・サウンドをセレクトします。

ゲストは日本でも大人気のジョイス・モレーノと、彼女のライヴのゲストで来日したゼ・ヘナート

ソロとデュエットで、スタジオライヴの生演奏を3曲お届けします。

ブラジルの名曲の歌詞をご紹介する「ポエジーア・ブラジレイラ」のコーナーでは、12年ぶりの来日公演が目前に迫ったブラジリアン・ポップスの女王、マリーザ・モンチが作詞作曲したラヴ・ソングを取り上げます。

10月末に東京で開催される、ボサノヴァのフリーライヴ・イベントもご紹介します。

STAFF| 17:45 | カテゴリー:from staff

2019年10月06日

10月来日 コエーリョ&リドネル

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Coelho & Ridnell Japan Tour
with special guest Kenji “JINO” Hino (bass)
コエーリョ&リドネル

10月26日(土)渋谷 HOME
開場 19:30 / 開演 20:00
前売 3,000円 / 当日 3,500円(別途要1 drink)
MORE INFO

ブラジル人のシコ・コエーリョ(Chico Coelho)。
アメリカ人のデイヴ・リドネル(Dave Ridnell)。

2人のシンガー&ギタリストが2010年、サンフランシスコで出会い結成したデュオ・ユニット、コエーリョ&リドネル

今年、ファースト・アルバム「Sunny Day」をリリース。ブラジル音楽をはじめジャズ、AORなどをミックスし、2人のオリジナル曲を中心にポルトガル語と英語で歌っています。

10月に初めてのジャパン・ツアーを行ない、日本人ミュージシャンがサポート。ゲストに日野JINO賢二(bass)を迎えます。

Coelho & Ridnell公式サイト

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Coelho & Ridnell / Sunny Day +4
(Village Again Association ZLCP-0379)

STAFF| 17:44 | カテゴリー:live/event info


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