2020年12月27日
1/3は小野リサと新春スペシャル・トーク!
2021年最初の放送、1月3日は、ブラジルへの音楽の旅にご案内します。
後半は、ゲストに小野リサが登場。子育てトークから、STAY HOME期間の過ごし方など、滝川クリステルと和気藹々のトークを展開します。
小野リサがブラジルの音楽家とリモートで共演、自身の公式映像チャンネルにアップしたブラジルの名曲も、特別にオンエア!
2021年最初の放送、1月3日は、ブラジルへの音楽の旅にご案内します。
後半は、ゲストに小野リサが登場。子育てトークから、STAY HOME期間の過ごし方など、滝川クリステルと和気藹々のトークを展開します。
小野リサがブラジルの音楽家とリモートで共演、自身の公式映像チャンネルにアップしたブラジルの名曲も、特別にオンエア!
[NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE...] が世界の音楽情報誌「e-magazine ラティーナ」と共同主催、25回目を迎えたブラジリアン・ミュージックの年間アルバム・ベストテン「2020年ブラジル・ディスク大賞」。リスナーの皆様からの投票(総数2,815票)をもとに、本年度の結果が決定しました。
[2021/1/10追記] 最後に音楽関係者投票部門のベストテン作品を追記しました。
<1位>
セルジオ・メンデス「イン・ザ・キー・オブ・ジョイ」
Sergio Mendes [IN THE KEY OF JOY]
243票
2021年2月11日に80歳を迎えるセルジオ・メンデスが、ブラジル、アメリカなどのミュージシャン、そして日本盤ではラッパーのSKY-HIともコラボした5年半ぶりのアルバム。セルジオは「TIMELESS」(2006年)、「BOM TEMPO」に続いて、10年ぶり3度目の第1位です。
<2位>
シンカンセン「新幹線」
Shinkansen [Shinkansen]
210票
チェロ奏者のジャキス・モレレンバウム、ベーシストのリミーニャ、パーカッション奏者のマルコス・スザーノ、ギタリストのトニーニョ・オルタ。この4人のベテラン・ミュージシャンが結成したインストゥルメンタル・バンド。約10年前、リミーニャがオーナーをつとめるリオのスタジオでトニーニョ・オルタがレコーディングしていたとき、日本に20回以上も行ったことがある、トニーニョに対してリミーニャはゼロだったので、日本に12回行ったジャキスと、30回以上も行ったスザーノに声をかけて、4人でアルバムを作って、このバンドで日本に行こう!ということになりました。そしてトニーニョが作った曲のタイトルでもある「新幹線」が、バンド名、アルバム・タイトルになり、配信でワールドワイドにリリース。日本だけ、CDも発売されました。坂本龍一が1曲、ゲスト参加しています。
<3位>
カエターノ・ヴェローゾ&イヴァン・サセルドーチ
「カエターノ・ヴェローゾ&イヴァン・サセルドーチ」
Caetano Veloso & Ivan Sacerdote「Caetano Veloso & Ivan Sacerdote」
202票
当アワードで最多のランクイン回数を誇るカエターノ・ヴェローゾが、若手のクラリネット・プレイヤー、イヴァン・サセルドーチと、初めて共演。デュオを中心にオリジナル曲を歌い、配信でリリースしたアルバム。
<4位>
アイルトン・モンタホーヨス
「ジョアン・ジルベルト・イ・ア・ヘヴォルサォン・ダ・ボサノヴァ」
Ayrton Montarroyos「João Gilberto e a Revolução da Bossa Nova (Ao Vivo)」
147票
アルバム・タイトルは「ジョアン・ジルベルトとボサノヴァの革命」。ジョアンのレパートリーをギタリストとのデュオで歌った、25歳のシンガー、アイルトン・モンタホーヨスの、配信でリリースしたミニアルバム。
<5位>
マルコス・ヴァーリ「シンゼント」
Marcos Valle [Cinzento]
136票
2019年のアルバム「センプリ」が初の「ブラジル・ディスク大賞」第1位を獲得した、キャリア55年を越すレジェンド、マルコス・ヴァーリ。2年連続となる新作で、マルコスが年下の俊英たちに作詞を依頼しています。
<6位>
ムーンズ「ドリーミング・フリー・アウェイク」
Moons [Dreaming Free Awake]
114票
ブラジル内陸の高原地帯、ミナスの、新世代の音楽家が集まったグループ、ムーンズ。2019年のアルバム「EARLYBIRD」が「ブラジル・ディスク大賞」の4位にランクインしたレオナルド・マルケスがプロデューサー/レコーディング・エンジニアをつとめ、ヴォーカルはジェニフェル・ソウザ。この2人は、それぞれ来日したことがあり、番組にゲスト出演、生演奏で歌ってくれました。
<7位>
ギンガ、モニカ・サウマーゾ、テコ・カルドーゾ、ナイロール・プロヴェッタ
「ジャパン・ツアー2019」
Guinga, Monica Salmaso, Teco Cardoso, Nailor Proveta [Japan Tour 2019]
103票
作曲家/ギタリストのギンガ、歌手のモニカ・サウマーゾ、管楽器プレイヤーのテコ・カルドーゾとナイロール・プロヴェッタ。この4人の、2019年の来日公演のライヴ録音と東京でのスタジオ録音をミックス。クラウドファンディングで実現したアルバム。
<8位>
グス・レヴィ「マジア・マジア」
Gus Levy [Magia Magia]
96票
今年30歳、リオデジャネイロで活動している新世代のシンガー・ソングライター&ギタリスト、グス・レヴィ。日本盤のCDがリリースされた「魔法」という意味のアルバム。注目の女性シンガー、アナ・フランゴ・エレトリコがコーラスに参加。
<9位>
アドリアーナ・カルカニョット「ソ」
Adriana Calcanhotto「Só」
91票
2008年の「マレー(MARE)」、2011年の「サンバの微生物(MICROBIO DE SAMBA)、過去に2回「ブラジル・ディスク大賞」で1位を獲得したアドリアーナ・カルカニョット。今年のステイホームの期間に、毎日、作詞作曲して新曲を作り、リモートでレコーディングを行ない、配信でリリースした「ひとりだけ」という意味のアルバム。
<10位>
サンパウロ・パニック「サンパウロ・パニック」
São Paulo Panic [São Paulo Panic]
82票
サンパウロのシンガー、ダニ・グルジェルが、夫のドラマーのほか、アメリカ、デンマーク、イスラエルのミュージシャンたちと組んだインターナショナルなユニット。ダニ・グルジェルのアルバムは、2013年から8年連続で「ブラジル・ディスク大賞」にランクイン。
【関係者投票結果】
関係者投票はe-magazine LATINAの主催です。
詳細はe-magazine LATINA(有料サイトです)
1位 Maria Bethânia/Mangueira – A Menina dos Meus Olhos
2位 Luedji Luna/Bom Mesmo É Debaixo d’Água
3位 Fran/Raiz
3位 Priscila Tossan/Iceberg
3位 Vitor Kley/A Bolha
6位 Adriana Calcanhotto/Só
6位 マルコス・ルファート/ヴァータ
8位 Kiko Dinucci/Rastilho
8位 Rincon Sapiência/Mundo Manicongo : Dramas,Danças e Afroreps
8位 ギンガ、モニカ・サウマーゾ、テコ・カルドーゾ、ナイロール・プロヴェッタ/ジャパン・ツアー2019
関係者投票1位のマリア・ベターニアから3位のアルバム3タイトルまでの紹介コメントは、SONG LISTのページ(2021年1月10日放送分)をご覧ください。
12月27日は、[NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE...] と世界の音楽情報誌「e-magazine ラティーナ」が共同主催、リスナーの皆様の投票で決定するブラジリアン・ミュージックの年間アルバム・ベストテン「2020年ブラジル・ディスク大賞」の結果発表!
今年のアルバム・ベストテンを、曲と共にご紹介します。
次週12月20日は「ボサノヴァでクリスマス」。
ボサノヴァの名曲と、クリスマス・ソングのボサノヴァ・ヴァージョンをセレクト。真夏にクリスマスを迎えるブラジルにご案内します。
ブラジルのクリスマス・ソングの歌詞もご紹介します。
日本時間の12月20日(日)午前9時(現地時間19日午後9時)、カエターノ・ヴェローゾがクリスマスのスペシャル・ライヴをYouTubeで無料配信します。
LIVE do Caetano de Natal
視聴はこちら!(リンク先が変わったので反映しました)
[NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE...] が世界の音楽情報誌「e-magazine ラティーナ」と共同主催するブラジリアン・ミュージックの年間アルバム・ベストテン「2020年ブラジル・ディスク大賞」。迎えて25回目です。
リスナーの皆様の投票で、今年度のアルバム・ベスト10が決定します。
投票フォームには約100タイトルの候補アルバムがリストアップされています。投票にご参加くださった方には、抽選でプレゼントも当たります。
番組では11月1日、8日、15日、22日、29日の5週連続で、今年の主な候補アルバムを曲と共にご紹介しています。オンエアも参考に、ご参加ください。
投票は締め切りました。発表は12月27日(日)の放送で!
次週12月13日は、ブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内します。
この日、生誕108年を迎えるブラジル北東部の音楽の父、ルイス・ゴンザーガの名曲もお届けします。