2021年08月15日
「INSIDE OUT PROJECT」presented by 水の波紋展 2021(〜9/5)
「INSIDE OUT PROJECT」presented by 水の波紋展 2021
フランス人の "フォトグラフィティ・アーティスト”、JRが が世界中に呼びかけたアートプロジェクト「INSIDE OUT PROJECT」。
大都市から紛争地帯まで様々な場所で、そこに住む人々の顔写真を大きく出力して貼り、一人一人の語られない物語を街に映しだしています。2011年からの10年間で、世界138カ国で42万人以上のポートレイトを展示してきました。
今、「INSIDE OUT PROJECT」が東京に来ています。
ワタリウム美術館が主催し、9月5日まで渋谷、青山エリアで開催中の「水の波紋展2021」の一環で、小型トラックを改装したフォトブースで顔写真を撮影し、大きなサイズでプリントしたポートレイトを、建物や通りなどの壁に貼り付けるというものです。
フォトブースがある場所は、渋谷区役所第二美竹分庁舎(下の写真)。
事前にインターネットで申し込めば、撮影してもらうことが出来て、自分でポートレイトを持ち帰ることは出来ませんが、ポートレイトが街のどこかに飾られる、つまり、あなたが、アート作品のモデルになるというプロジェクトです。
〈水の波紋展 2021〉JR 「INSIDE OUT PROJECT」フォトブース 事前予約はArtStickerから
映画監督のアニエス・ヴァルダ(2019年、90歳で他界)が、孫ぐらい年下のJRと一緒にフランスの田舎町を旅しながら、訪れた町で「インサイド・アウト・プロジェクト」を行なうドキュメンタリー映画(2017年フランス)「顔たち、ところどころ」公式サイト。
映画は現在、上映されていませんが、DVD発売中。動画配信でも見られます(→こちら)。
2016年、JRがパリのルーブル美術館前広場で行なったパブリックアート ”JR au Louvre”のレポートと写真は当サイト内のこちら