次週3月6日は、ブラジルとスペインをめぐる音楽の旅にご案内します。
春が近づく季節に似合うカルチャートピックも盛りだくさん！
3月10日から東京のｎｃａで開催されるブラジルの現代美術展「ノヴォス・オリゾンチス／新しい展望 Inside Brazil’s Contemporary Art Scene Vol.1」をご紹介します。
まもなく開催されるスペイン三大祭りのひとつ「サン・ホセの火祭り」をご紹介します。
次週2月27日は、ブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内します。
ブラジルは本来なら今、カーニヴァルの真っ最中ですが、コロナ禍のため昨年に続いて開催見送り。そこで、音楽でヴァーチャル・カーニヴァル、、、そんな気分でスタート。
新作「ポルタス」（「2021年ブラジル・ディスク大賞」1位）のコンサートツアーをスタートした、ブラジリアン・ポップスの女王、マリーザ・モンチの話題など。
★CANOA - Latin Beat Classic Films
2022年で18年目を迎える「ラテンビート映画祭」（番組でも毎年、紹介しています）が、日本未配給のスペイン語・ポルトガル語圏の名作を中心に紹介する常設の配信チャンネル「ラテンビート・クラシック『CANOA（カノア）』」をオープンしました。
オープニングの特集は昨年、生誕100周年を迎えたスペインの映画監督、ルイス・ガルシア・ベルランガの作品です。
スペイン映画の歴史を作り、海外での名声も高かった巨匠ですが、なぜか日本では、これまで作品が劇場公開される機会がありませんでした。
1953年、カンヌ国際映画祭で２部門を受賞した「ようこそ、ミスター・マーシャル」をはじめ、３本の作品が配信されています。
このほか、現代のスペインを代表する映画監督、ペドロ・アルモドバルが1980年に制作した長編デビュー作も配信されています。
ルイス・ガルシア・ベルランガ監督「ようこそ、ミスター・マーシャル」
次週2月20日は、ブラジルとスペインをめぐる音楽の旅にご案内します。
今年はブラジル独立200周年。100年前の2月、サンパウロで開催され、ブラジル芸術・文化のモダニズムの出発点となった「モダン・アート・ウィーク」をご紹介。
今が真夏、２月のリオデジャネイロを歌った曲の歌詞をご紹介。今年のカーニヴァルは中止もしくは延期ですが・・・。
１月にオープン。スペイン、ポルトガル、ラテンアメリカの国々の古典的な名作映画をネット配信するチャンネル「ラテンビート・クラシック ＜カノア＞」をご紹介。
次週2月13日は、ブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内します。
ヴァレンタインズ・イヴにちなんで、ヴァレンタインデーにちなんだトピック、男女がデュエットするラヴソングもお届けします。
ブラジルでは祝わないヴァレンタインデー。その代わりの日は？
フランスのヴァレンタインデーは、男性が女性にバラの花をプレゼント。
★ロメロ・ブリット展 -POP ART WORLD-
六本木 けやき坂スペース（テレビ朝日1F）で3月31日まで開催中
入場無料（11:00〜18:00）
MORE INFO（公式サイト）
ポップ・アートのブラジル人アーティスト、ロメロ・ブリット。ブラジル北東部の中心都市レシーフェの出身で、マイアミを拠点にワールドワイドに活躍しています。
その作風は、アンディ・ウォーホール、キース・ヘリングなどのポップアートと、ピカソに代表されるキュビズムのミクスチャー。鮮やかで大胆な色づかいとデザインが、特徴です。
ロメロ・ブリットは、ディズニーのほか、車、飲料、時計、文房具、バッグなど、様々な分野のメイカーとコラボして、商品のデザインを担当。サッカーのワールドカップ・ブラジル大会、リオデジャネイロ・オリンピックのポスターも、手掛けました。
展覧会の模様。けやき坂に面したガラス張りの会場なので、太陽光が入る時間帯の観覧がオススメです。
2月15日にオンラインで開催される、小児ガンの治療を支援するチャリティ・ライヴ「LIVE EMPOWER CHILDREN 2022」のテーマソング、「MY HERO 〜 奇跡の唄」（作曲：坂本龍一 作詞：つんく）のシングルＣＤのアートワークも、ロメロ・ブリットが行なっています。
ロメロ・ブリット展の紹介に続いてオンエアした曲「Meu Bem」が入っている、ナルド・ベニー（Naldo Benny）の2015年のアルバム「#SARNIO」。ロメロ・ブリットがジャケットを手がけました。