2024年07月28日
8月4日はブラジルとフランスへ
次週8月4日は、ブラジルとフランスへの音楽の旅にご案内します。
▼間もなくロードショー公開されるブラジル映画「デビルクイーン」、フランス映画「ボレロ 永遠の旋律」をご紹介します。
▼8月7日に82歳を迎えるブラジル音楽のカリスマ、カエターノ・ヴェローゾが20代前半に作詞作曲、ファースト・アルバムで発表した名曲「コラサォン・ヴァガブンド(放浪する心)」の歌詞をご紹介。この曲と日本を結ぶエピソードもご紹介します。
次週8月4日は、ブラジルとフランスへの音楽の旅にご案内します。
▼間もなくロードショー公開されるブラジル映画「デビルクイーン」、フランス映画「ボレロ 永遠の旋律」をご紹介します。
▼8月7日に82歳を迎えるブラジル音楽のカリスマ、カエターノ・ヴェローゾが20代前半に作詞作曲、ファースト・アルバムで発表した名曲「コラサォン・ヴァガブンド(放浪する心)」の歌詞をご紹介。この曲と日本を結ぶエピソードもご紹介します。
次週7月28日は、ブラジルとイタリアへの音楽の旅にご案内します。
▼今年はイタリアからブラジルへの移民が始まって150周年。サンパウロのイタリア人街で8月に開催されるイタリア祭り、ミュージアムで開催中のイタリアのモザイク画をテーマにしたデジタルアート展覧会をご紹介します。
▼イタリアのジェノヴァ郊外、人口5,000人余りの小さな港町に大勢の人が訪れる「ステラ・マリスの祭り」をご紹介します。
FESTIVAL de FRUE 2024
2024年11月2日(土)3日(日)
@静岡県掛川市 つま恋リゾート 彩の郷(つまごいリゾート さいのさと)
OFFICIAL SITE
2017年にスタートして毎年11月に開催されている<魂が震える>フェスティヴァル「フルー」。
2024年はブラジルから3組が出演します。
★オ・テルノ(O Terno)
昨年、初来日して「FESTIVAL de FRUE 2023」にソロで出演したシンガー・ソングライター/ギタリスト/ピアニスト、チン・ベルナルデスを軸とするインディー・ロック・トリオ。2019年のアルバム「アトラス・アレン(atrás além)」(「2019年ブラジル・ディスク大賞」第9位)には坂本慎太郎と共演した曲もありました。
2024年11月で活動休止を発表。まさに最初で最後の来日となります。
★ブルーノ・ベルリ(Bruno Berle)
ブラジル北東部アラゴアス州出身、現在はサンパウロが拠点、新感覚のシンガー・ソングライター。今年、セカンドアルバム『No Reino Dos Afetos 2』(下の下の写真左)をリリースしました。共同制作者でもあるBatata Boyと共に来日します。
★アマーロ・フレイタス(Amaro Freitas)
ブラジル北東部出身の剛腕ピアニスト/作曲家、アマーロ・フレイタスが、10月末にトリオで出演するBLUE NOTE TOKYOでのライヴ(MORE INFO)に続き、ピアノ・ソロでFRUEに出演!
カリブ海を旅する映画祭
CARIBBEAN FILM FESTIVAL 2024
2024年7月26日(金)〜8月1日(木)@ヒューマントラストシネマ渋谷
(8月2日〜@テアトル梅田)
official site
2024年は、日本とジャマイカ、日本とトリニダード・トバゴが国交を樹立してから60周年。また、この2カ国をはじめ15の国と地域が加盟している「カリブ共同体」と、日本との事務協議が始まってから30周年。日本とカリブとの交流年を記念した、映画祭です。
日本初上映の作品は・・
「パノラマ 世界最大 スティールドラムオーケストラの祭典」
トリニダード・トバゴのカーニヴァルで開催される、スティールパンのアンサンブル・チームのコンペティション・フェスティヴァルのドキュメント。大迫力のサウンドが、360度カメラで撮影した映像と共に楽しめます。
「ジス・イズ・ソカ!マシェル・モンターノ・ライヴ・イン・ジャパン」
トリニダードのカーニヴァルを代表する音楽、ソカの歌手マシェル・モンターノの初来日の映像を中心とする、ドキュメンタリー映画
このほか、トリニダード・トバゴからは、音楽ドキュメンタリーの「ダーティー・シムズ」、「カリプソ・ローズ」、「スティールパンの惑星」。
キューバからは、ドキュメンタリーの「キューバップ アクロス・ザ・ボーダー」。
ジャマイカからは、ジミー・クリフが主演した1972年の名作「ハーダー・ゼイ・カム」。大勢のレゲエのスターが登場する、ドラマ「ロッカーズ」。
ベリーズからは、短編アニメ「テクアニとドゥエンデ」。
以上9作品が上映されます。
島袋道浩:音楽が聞こえてきた
SHIMABUKU:I Hear Music
2024年7月4日[木]〜9月23日[月・祝]11:00-19:00
休館日 / 月曜
(8/12、9/16、9/23は祝日のためオープンし、翌日火曜日が休み)
会場 / BankART Station
みなとみらい線「新高島駅」改札上 地下1F(東横線直通、横浜駅の次の駅)
料金 / 一般1,000円、大学生・高校生500円
(中学生以下、及び障がい者手帳をお持ちの方と付き添い1名 無料、後日再入場500円)
MORE INFO
SHIMABUKU 公式サイト
90年代から世界を舞台に活動してきた日本の美術家、島袋道浩(SHIMABUKU)の個展「音楽が聞こえてきた」。
音楽がキーワードになった、映像を中心とする展覧会で、ブラジルの音楽家とコラボレートした映像もいくつか見ることができます。
「キューバのサンバ」(日本初公開)
キューバで撮影した、天井から落ちる水滴が床に置いた缶に落ちて響く音と映像を、ブラジルの音楽家カシン(Kassin)と、ブラジルとの縁も深いアメリカ人のアート・リンゼイが見て、即興で演奏するコラボ映像
「ヘペンチスタのペレイラ・イ・ソンニャドールにタコの作品のリミックスをお願いした」(2006年)
サンパウロの街角で吟遊詩人(ヘペンチスタ)のコンビが、海に繰り出し小舟に乗ってタコを釣っているSHIMABUKUの映像を見ながら、即興の掛け合い、ストーリーを付けて歌う作品
SPECIAL EVENT
「オノ セイゲンさんと音楽を聴く」
島袋が影響を受けたアーティストのひとり、ミュージシャンで音響エンジニアのオノ セイゲン氏と音楽を聴きながらトークを繰り広げます。
2024年8月31日(土) 19:15
会場:BankART Station
出演:オノ セイゲン、島袋道浩
参加費:2,000円 要予約(定員100名)
ご予約はこちらから
※当日、展覧会をご覧になる場合は、別途入場料が必要になります。
※トークイベント開始後は展示はご覧いただけませんので、当日展示をご覧になる方は19時前までにご鑑賞ください。
次週7月21日は、ブラジルとカリブへの音楽の旅にご案内します。
▼アート・リンゼイ、カシン、ブラジルの即興詩人デュオとのコラボ映像も! 横浜で開催中、島袋道浩(SHIMABUKU)の個展「音楽が聞こえてきた」をご紹介。
▼日本・カリブ交流年を記念して開催される「カリブ海へ旅する映画祭2024」(7/26〜8/1 東京)をご紹介。夏にぴったり、トリニダード・トバゴのスティールパンのバンドの演奏をとらえた日本初上映のドキュメンタリー映画から、レゲエの名作映画まで、音楽がメインテーマの映画が数多く上映されます。
7月14日のゲストは、ブラジル・バイーアのシンガー、サウロ・フェルナンデス。
今世紀の初め、バイーアのグループ、バンダ・エヴァに、リード・シンガーとして参加。2003年、バイーア州サルヴァドールのカーニヴァルでベスト・シンガーに選ばれ、不動の人気を確立しました。
2010年代に、バンダ・エヴァから独立。ソロ・シンガーとして、活躍を続けています。
「私が生まれたのは、バヘイラスという、バイーア州の内陸の街で、州都のサルヴァドールからは西に1,000キロ、離れています。
山あいの、自然が豊かな場所で、ジャトバー、オイチーといった、他の地域では見ることができないフルーツがあります。
ヘコンカヴォ・ダ・バイーア。この名前で呼ばれる、バイーアの湾岸の地域には、カショエイラ、サント・アマーロ(注:カエターノ・ヴェローゾ一族の故郷)といった街があります。この地域で、カポエイラ、
そして輪になって踊るサンバ・ヂ・ホーダといった、バイーア独自の文化が生まれました。
州都の、サルヴァドール。中心部の広場ペロウリーニョには、アフリカをルーツとする、豊かで深い伝統が生きています。ドリヴァル・カイミの歌に出てくる、イタポアンの海岸は、豊かなポエジーを感じられる場所です。
私は田舎で育ちましたが、長年、サルヴァドールに暮らしていて、バイアニダーヂと呼ばれる、バイーアの人間の独特の気質に誇りを持っています」。
「私は、ダニエラ・メルクリ、カルリーニョス・ブラウン、オロドゥン、アラ・ケトゥといった、バイーアのシンガーやグループの音楽の影響を受けてきました。
バイーアのカーニヴァルには、トリオ・エレトリコと呼ばれる巨大なトラックがあります。地面から4メートルぐらいの高さのところにステージがあって、そこで演奏しながら、熱狂する群衆と一緒に進んでいきます。それが、私の人生でもあります。
バイーアの音楽の最大の特徴、魅力。それは、パーカッションのサウンドです。アフリカ、カリブ、中米などの音楽の影響も受け、それらがミックスされています。バイーアのパーカッションには、
アフリカから受け継いだ文化の伝統が、ずっと生きているのです」
スタジオライヴ生演奏では、バイーアの偉大なシンボル、ドリヴァル・カイミの名曲「サウダージ・ダ・バイーア」と、サウロのオリジナル曲「ナォン・プレシーザ・ムダール」を歌ってくれました。
6月に来日、「ブラジリアンデージャパン群馬2024」のメインアクトをつとめたサウロ・フェルナンデス。「SAÚDE! SAUDADE... CARNAVAL」の常連出演者でもあるバンダ・ジラソウとも共演!
FESTIVAL BRASIL & LATINO 2024
第17回ブラジル&ラテンフェスティバル
日時:7月20日(土)21日(日)11:00ー20:00
会場:東京・代々木公園イベント広場
入場無料
主催:在日ブラジル商工会議所
公式サイト
「ブラフェス」が、第17回を迎える2024年、「ブラジル&ラテン・フェスティバル」に名前が変更。
飲食のブースには、ブラジル料理だけでなく、ラテンアメリカの国々の料理も登場します。
また、場内には、日本を代表する、カポエイラの団体が集まってカポエイラのパフォーマンス、ワークショップを行なうエリアもあります。
野外ステージで開催される、無料ライヴ・プログラム。21日(日)のメインアクトをつとめるのは、ブラジルのロックスター、スープラ。
サンパウロの出身で、政治家の家庭に生まれましたが、ロックの道に進みました。1985年、「TOKYO」という名前のバンドで、デビュー。ソロになってからも日本や東京にちなんだ曲を発表してきました。
次週7月14日は、ブラジルとフランスへの音楽の旅にご案内します。
後半にはゲストをお迎えします。6月に来日したブラジル・バイーアの人気シンガー、サウロ・フェルナンデス。バイーアの風土や音楽の魅力を語り、ギターの弾き語りでスタジオライヴの生演奏も。
フランスのパートでは先週に引き続き、7月16日に没後1年を迎えるフランスの歌手/女優、ジェーン・バーキンをクローズアップ。ジェーンがブラジルのスターとデュエットした曲もご紹介します。
7月13日(土)14日(日)15日(月祝)、J-WAVEがお送りする夏の都市型カルチャーフェス「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2024」。
マーケット・フィールド「世界のグルメ」エリアに「サウージ!サウダージ」がレコメンドするブラジル・フードのキッチンカー「ブラジリアン・フードラック、バハカォン」が出店します。
毎年2月に開催している「サウージ!サウダージ」のカーニヴァル・イヴェントに、コロナ前の8年間、ブラジル料理のブースを出店してきた横浜のブラジリアン・ダイニング&バー「バハカォン(barracão)」の、ブラジリアン・フードトラックです。
メインのメニューは「横濱ブラドッグ」。リングイッサと呼ばれる、ブラジルのソーセージをメインにしたホットドッグです。アメリカンドッグとは一味ちがう、ブラジル風のホットドッグ。ぜひ、召し上がってください。
「ブラジリアン・フードトラック、バハカォン」と「サウージ!サウダージ」のコラボ・メニューは、"夏を爽やかに過ごせる、アルコール・ドリンク、題して「サウージ!サウダージ・ハイ」!
サトウキビが原料の、ブラジルの国民酒と呼ばれるスピリッツ、カシャーサの、ソーダ割・ライム添えです。お酒がお飲みになれる、大人の方は、ぜひ、トライしてください。
サウージ!サウダージ・ハイで "サウージ!(乾杯!)"
【出店場所】
オレンジ色のINTERNATIONAL GOURMETエリアの17番。
NIAGARA BON-ODORIエリアのすぐ上です!
MAP(公式サイト内)
Ricardo Bacelar JAPAN TOUR 2024 in Tokyo
2024年7月9日(火)10日(水)
@恵比寿BLUE NOTE PLACE
MORE INFO & RESERVATION
LIVE:19:00〜 (前半) -休憩- 20:15〜 (後半)
Music Selector:18:00〜22:00
*休憩含むライブ以外の時間帯は、ミュージックセレクターによる音楽をお楽しみいただけます。
Charge: 2,200円(税込)
———————————————————
<MEMBER>
ヒカルド・バセラール(p,vo) 山田タマル (vo) マリアンジェラ (vo) カンタス村田 (MC, vo, per)
———————————————————
【MUSIC SELECTOR】
7/9(火) 中原仁 (J-WAVE 「SAUDE! SAUDADE…」producer)
7/10(水) 櫻井喜次郎
———————————————————
ブラジル北東部出身のピアニスト/シンガー/プロデューサー、ヒカルド・バセラールのライヴ。ブラジルと日本のゲスト・シンガーも参加。9日は「サウージ!サウダージ」プロデューサー、中原仁がDJ(Music Selector)をつとめます。
7月7日と14日の放送、フランスのパートでは、2023年7月16日、76歳で世を去ったジェーン・バーキンをしのぶコーナーを2週連続でお送りしました。
フィガロジャポン2024年3月号「我が愛しの、ジェーン・バーキン」
「ジェーン・バーキン、永遠のファッションアイコンの魅力を紐解く。」がwebで読めます。
中でもこの記事がオススメ!→偉大なシンガー、ジェーン・バーキンが遺した全アルバムを紹介!
ジェーン・バーキン一周忌追悼上映『ジェーンとシャルロット』
7月16日(火) 18:40
会場:ヒューマントラストシネマ有楽町 シアター1
次週7月7日は、ブラジルとフランスへの音楽の旅にご案内します。
J-WAVEがお送りする夏の都市型カルチャーフェス「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2024」(7/13ー15)。マーケット・フィールドに出店する、番組がオススメの、ブラジルがテーマのキッチンカー、そして「サウージ!サウダージ」とのコラボ・メニューもご紹介します。
フランスのパートでは、7月16日に没後1年を迎えるジェーン・バーキンを、2週連続でクローズアップします。