CHEMISTRY・川畑 要がプロポーズ現場で歌う─「アーティストを起用したプロジェクト」の反響は
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J-WAVEはラジオ放送のほか、他社とのコラボレーションで企画の制作・プロデュースも行っている。2021年はブライダルリング専門店と、アーティストを起用したプロジェクトでタッグを組んだ。プロポーズの現場にCHEMISTRY・川畑 要がサプライズで登場して歌唱するというものだ。
主催は、プリモ・ジャパン株式会社が運営するブライダルリング専門店「アイプリモ」。企画の裏側や詳細を、担当者の宮本小夜子氏に聞いた。実施後に感じた、アーティストを起用したプロモーションの力とは。
アイプリモの特徴は、「プロポーズコンシェルジュ」が在籍していること。ただ指輪を売るだけでなく、一生の思い出に残るプロポーズをプランニングできるのだ。
「いろんな"愛のカタチ"があるなら、いろんな"プロポーズ"があってもいい」。そんなブランドの想いから生まれたのが「ひらけ、プロポーズ」プロジェクト。プロポーズをしたい一般の方を募集し、選ばれたカップルのエピソードをもとにアレンジされた楽曲を川畑 要が披露した。サプライズプロポーズの様子を収めたドキュメンタリームービーはYouTubeでも公開されている。
──「ひらけ、プロポーズ」は、プロポーズのプランニングまで相談できる「アイプリモ」の魅力を広めるプロジェクトでしたね。なぜ実施することになったのでしょう。
『I-PRIMO銀座本店』が昨年10月に移転・グランドオープンしたことを記念したプロジェクトです。2016年のテレビCM以来、継続的に使用している楽曲『プロポーズ』の反響が大きく、楽曲を今後も使っていきたいという思いから、アーティストを起用する方向で進めていきました。
楽曲の魅力を最大限に活かせて、なおかつ私たちのターゲット層にも響くアーティストを探していました。そんな中で、J-WAVEさんから「川畑 要さんに依頼をしてみてはどうだろうか」とご提案いただきました。CHEMISTRYは知名度が高いアーティストですし、川畑さんはソロ活動も精力的に行っているので、ぜひご一緒できればと。キャリアの長い方ですが、オファーをお受けいただいたときは弊社の20、30代のスタッフもすごく喜んで、若い人たちも含め幅広い層に響くという手応えがその時点で感じられました。
──川畑さんの歌声は表現力が豊かで、"思いを届ける"というシチュエーションにぴったりですよね。プロポーズをされた男性も、もともと川畑さんがお好きだったと動画内で語られています。プロポーズ当日に至るまでは、どのように進めていったのでしょう?
プロポーズをする男性に、実際のお客様と同じようにアイプリモ銀座本店4階にあるプロポーズサロンにお越しいただいて、たくさんヒアリングをさせていただきました。川畑さんともご対面いただいて。ご自身の気持ちと私たちの提案を合わせて盛り込んだ内容が、あの場でのプロポーズに繋がっています。
──ドキュメンタリーでは、お相手の驚きや喜びや表情がおさめられていましたね。
弊社はサプライズプロポーズも数多く手がけてきました。プロポーズをされた方を見ていると、まずは、「驚きと戸惑い」、状況を理解しての「喜び」に、そして「幸せ」を噛みしめ、「感動の涙」へと変化していきます。今回のムービーでも、そのリアルな感情の動きを写しとれて嬉しかったですね。
──川畑さんはただ歌うだけでなく、プロポーズに向かう男性に「がんばって」と声をかけるシーンもありましたね。撮影時に印象的だったことはありますか?
川畑さんは撮影の前、銀座本店グランドオープン時にゲストとしてもお越しいただいてました。その際にお話をして、「素敵な人間性の方だな」と。そして、何と言ってもあの歌唱力。当日、現場に立ち会っていて涙が出てしまうくらいでした。主役のおふたりだけでなく、現場の全員が感動する雰囲気だったので、動画でご覧いただく方々にも響くものになったと感じました。
──映像を観て感じたのは、「実は川畑さんもけっこう緊張なさっていたのかな」ということ。数々の大ステージに立たれてきたアーティストですが、プロポーズという人生の一大イベントに立ち会う緊張感・高揚感が伝わってきました。
そういうところにも、川畑さんのお人柄を感じました。情に厚いというか、自分ごとのように思ってくださったんじゃないかなと思います。このプロジェクトに関わった社員も、みんな口を揃えて「いい人だ」とファンになってしまうほどでした。
──J-WAVEとの取り組みはどのような印象でしたか?
川畑さんのアサインだけでなく、どう拡散していくかなどもご相談したり、弊社の代表がラジオに生出演させていただいたりと(※)、いろいろな面で最大限のサポートしていただけたと感謝しています。
※ 動画公開のタイミングに合わせて、J-WAVE『STEP ONE』内のコーナー『CHEER UP WORKERS』に、プロジェクトの仕掛け人であるプリモ・ジャパン株式会社の代表取締役社長の澤野直樹さんが登場。
YouTubeやTwitterなどでポジティブなお声がたくさん上がってきて、アイプリモのターゲットの方に響いたと感じました。また、川畑さんのYouTubeチャンネル「KKTV」でも流していただけたので、私たちがターゲットとしているユーザーだけでなく、川畑さんのファンの方たちにも響いていおり、広く拡散できたと思っています。YouTube上での高評価を通して、私たちが現場で感じた感動をユーザーの方にも感じていただけて本当に良かったなと思っています。
また、動画は銀座本店でも流していて、スタッフから「お客様が立ち止まってご覧になっている」とよく聞きますし、他店舗からも動画を流したいという要望があがっています。弊社の中でも「やっぱりプロポーズっていいですね」と再確認する感想が届くなど、提案する側である我々スタッフの気持ちに響いたこともプラスの要素でした。
──今回の企画を経て、今後の構想として考えていることはありますか。
楽曲「プロポーズ」は継続的に使っていきたいです。アーティストと組むのか、何か別のことなのか......いずれにしても、この曲を起点にしながら、プロポーズのあり方というところを継続的に「ひらけ、プロポーズ」プロジェクトの中で続けていきたいと思っています。
・「ひらけ、プロポーズ」スペシャルサイトはこちら
https://www.iprimo.jp/lp/openpropose/
(取材・文=市來孝人)
主催は、プリモ・ジャパン株式会社が運営するブライダルリング専門店「アイプリモ」。企画の裏側や詳細を、担当者の宮本小夜子氏に聞いた。実施後に感じた、アーティストを起用したプロモーションの力とは。
楽曲の力を最大限に活かす企画を発案
「いろんな"愛のカタチ"があるなら、いろんな"プロポーズ"があってもいい」。そんなブランドの想いから生まれたのが「ひらけ、プロポーズ」プロジェクト。プロポーズをしたい一般の方を募集し、選ばれたカップルのエピソードをもとにアレンジされた楽曲を川畑 要が披露した。サプライズプロポーズの様子を収めたドキュメンタリームービーはYouTubeでも公開されている。
──「ひらけ、プロポーズ」は、プロポーズのプランニングまで相談できる「アイプリモ」の魅力を広めるプロジェクトでしたね。なぜ実施することになったのでしょう。
『I-PRIMO銀座本店』が昨年10月に移転・グランドオープンしたことを記念したプロジェクトです。2016年のテレビCM以来、継続的に使用している楽曲『プロポーズ』の反響が大きく、楽曲を今後も使っていきたいという思いから、アーティストを起用する方向で進めていきました。
ただ歌うだけではなかった、CHEMISTRY・川畑 要の存在
──アーティストの候補提案やオファー段階から、J-WAVEもプロジェクトに協力させていただきました。そもそもどんなアーティストを求めていたのでしょう?楽曲の魅力を最大限に活かせて、なおかつ私たちのターゲット層にも響くアーティストを探していました。そんな中で、J-WAVEさんから「川畑 要さんに依頼をしてみてはどうだろうか」とご提案いただきました。CHEMISTRYは知名度が高いアーティストですし、川畑さんはソロ活動も精力的に行っているので、ぜひご一緒できればと。キャリアの長い方ですが、オファーをお受けいただいたときは弊社の20、30代のスタッフもすごく喜んで、若い人たちも含め幅広い層に響くという手応えがその時点で感じられました。
──川畑さんの歌声は表現力が豊かで、"思いを届ける"というシチュエーションにぴったりですよね。プロポーズをされた男性も、もともと川畑さんがお好きだったと動画内で語られています。プロポーズ当日に至るまでは、どのように進めていったのでしょう?
プロポーズをする男性に、実際のお客様と同じようにアイプリモ銀座本店4階にあるプロポーズサロンにお越しいただいて、たくさんヒアリングをさせていただきました。川畑さんともご対面いただいて。ご自身の気持ちと私たちの提案を合わせて盛り込んだ内容が、あの場でのプロポーズに繋がっています。
──ドキュメンタリーでは、お相手の驚きや喜びや表情がおさめられていましたね。
弊社はサプライズプロポーズも数多く手がけてきました。プロポーズをされた方を見ていると、まずは、「驚きと戸惑い」、状況を理解しての「喜び」に、そして「幸せ」を噛みしめ、「感動の涙」へと変化していきます。今回のムービーでも、そのリアルな感情の動きを写しとれて嬉しかったですね。
川畑さんは撮影の前、銀座本店グランドオープン時にゲストとしてもお越しいただいてました。その際にお話をして、「素敵な人間性の方だな」と。そして、何と言ってもあの歌唱力。当日、現場に立ち会っていて涙が出てしまうくらいでした。主役のおふたりだけでなく、現場の全員が感動する雰囲気だったので、動画でご覧いただく方々にも響くものになったと感じました。
──映像を観て感じたのは、「実は川畑さんもけっこう緊張なさっていたのかな」ということ。数々の大ステージに立たれてきたアーティストですが、プロポーズという人生の一大イベントに立ち会う緊張感・高揚感が伝わってきました。
そういうところにも、川畑さんのお人柄を感じました。情に厚いというか、自分ごとのように思ってくださったんじゃないかなと思います。このプロジェクトに関わった社員も、みんな口を揃えて「いい人だ」とファンになってしまうほどでした。
──J-WAVEとの取り組みはどのような印象でしたか?
川畑さんのアサインだけでなく、どう拡散していくかなどもご相談したり、弊社の代表がラジオに生出演させていただいたりと(※)、いろいろな面で最大限のサポートしていただけたと感謝しています。
※ 動画公開のタイミングに合わせて、J-WAVE『STEP ONE』内のコーナー『CHEER UP WORKERS』に、プロジェクトの仕掛け人であるプリモ・ジャパン株式会社の代表取締役社長の澤野直樹さんが登場。
アーティストを起用した企画のメリットは?
──動画公開後、反響はいかがでしたか?YouTubeやTwitterなどでポジティブなお声がたくさん上がってきて、アイプリモのターゲットの方に響いたと感じました。また、川畑さんのYouTubeチャンネル「KKTV」でも流していただけたので、私たちがターゲットとしているユーザーだけでなく、川畑さんのファンの方たちにも響いていおり、広く拡散できたと思っています。YouTube上での高評価を通して、私たちが現場で感じた感動をユーザーの方にも感じていただけて本当に良かったなと思っています。
また、動画は銀座本店でも流していて、スタッフから「お客様が立ち止まってご覧になっている」とよく聞きますし、他店舗からも動画を流したいという要望があがっています。弊社の中でも「やっぱりプロポーズっていいですね」と再確認する感想が届くなど、提案する側である我々スタッフの気持ちに響いたこともプラスの要素でした。
──今回の企画を経て、今後の構想として考えていることはありますか。
楽曲「プロポーズ」は継続的に使っていきたいです。アーティストと組むのか、何か別のことなのか......いずれにしても、この曲を起点にしながら、プロポーズのあり方というところを継続的に「ひらけ、プロポーズ」プロジェクトの中で続けていきたいと思っています。
・「ひらけ、プロポーズ」スペシャルサイトはこちら
https://www.iprimo.jp/lp/openpropose/
(取材・文=市來孝人)
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