WORLD CONNECTION

世界の今と繋がろう。

2018.11.04
インド南部「ケララ州」*ARUND INDIA主宰、田村ゆみ

今日の舞台は、インド南部「ケララ州」。
アラビア海に面した、南北に細長い州です。
熱帯気候で、雨が多く、肥沃な大地をいかした農業が盛ん。
国全体では2%ほどのキリスト教徒が、
ケララ州では20%以上を占めています。
州の公用語はマラヤーラム語。識字率はほぼ100%。
教育水準が全国で最も高く、平均寿命もナンバー1です。

今日はアーユルヴェーダをテーマに、インド南部「ケララ州」にフォーカス。
スタジオには、ARUND INDIA主宰、田村ゆみ さんをお迎えしました。
田村さんはインド政府が認定する、【アーユルヴェーダ】と、
【パンチャカルマ】(浄化療法)のセラピスト。
アーユルヴェーダとインドをテーマにした
webガイド「AROUND INDIA」を運営し、
講座やワークショップの開催、
ケララの病院への入学・入院・診察処方の
サポートなどを行っています。

日本にもサロンがあるアーユルヴェーダ。
インドでは1000年前からあるとされており、
世界3大伝統医学の一つ。
現地ではきちんとした医学とされており、

アーユルヴェーダで診断するには資格が必要。
現在では医学学校で西洋医学と
同様教えられています。

師匠から弟子に教えられる伝統制度でも
教えられています。

医療としての特徴は
一人一人の違いを大切にし、症状や過去の病歴などを
参考にして、その人の体調を整えます。

明日がインドでは「アーユルヴェーダ」の日。
制定されて今年で3度目。
今後「国際アーユルヴェーダ」の日に
していきたいそうです。

そしてアーユルヴェーダが特に根付いているのが「ケララ州」
アーユルヴェーダが発祥の地としてされています。
ケララ州は識字率がほぼ100%と高いです。
アーユルヴェーダは日常生活では
オイルマッサージに活用されることが多く、
「生まれて死ぬまで毎日オイルマッサージをすればいい」と言われるほど。

インドは急激に近代化していると言われています。
その近代化でアーユルヴェーダが直面しているのが
質とビジネス、利益の問題。
時間がかかることや、同じ治療にも
差があったりなど。

アーユルヴェーダの先生に女性の方も増えてきて、
お見合い結婚が多いインドでは
結婚の条件にもとても良いとか。

アーユルヴェーダを本場で体験したいという方が多く
来年2月には田村さんがガイドするケララの
アーユルヴェーダ病院に8泊9日で滞在するツアーがあります。

<【AROUND INDIA HP】>

BACK NUMBER