ARTS COUNCIL TOKYO
CULTURE COLLAGE
東京に集うカルチャーをコラージュしていく10分間。
アーツカウンシル東京のプログラムの中から、ピックアップしたトピックをお届けします。

3月23日の放送では、江戸東京たてもの園にて3月27日と28日に開催される
『たてもの園フェスティバル』について、
東京都江戸東京たてもの園の学芸員、生田 真菜さんにお話を伺いました。
『たてもの園フェスティバル』は、
開園記念日に合わせて毎年開催されていますが、
今年は、
・デジタルクイズラリー〜台所編〜
・メモリアルミュージアムトーク
・こども向け科学ワークショップ「ナイロン」から学ぶ!繊維のひみつ
・学生落語で花咲く えどまる寄席
・ヘブンアーティストのパフォーマンスを楽しもう!
・なつかしの飴細工の実演販売
・なつかしのポン菓子の実演 が開催されます。
【デジタルクイズラリー〜台所編〜】は、毎年行っているクイズラリーを、
新たにデジタルスタンプラリーのシステムを使って行うもの。
全7か所のクイズスポットで3択クイズに正解するとスタンプを獲得でき、
すべてのスタンプを集めると景品と交換ができます。
クイズの内容は、開催中の展覧会
「江戸東京博物館コレクション〜江戸東京のくらしと食べ物〜」にちなみ、
園内の台所をテーマとしています。
なつかしの飴細工の実演販売と、
なつかしのポン菓子の実演も開催中の展覧会にちなんで企画した催し物です。
展示では、江戸時代から現代までの食文化の変遷をご紹介しています。
そこで、江戸時代にルーツがあるとされている
飴細工の実演販売と、駄菓子屋などで身近だったポン菓子の実演を行います。
なかでも、西ゾーンにある前川國男邸では、
東京文化会館や東京都美術館の設計で知られる建築家、
前川國男の生誕120周年を記念した、
「前川國男邸3Dモデルをみてみよう」と題した体験ができます。
TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクトの一環で制作した
3Dモデルを、自分で動かして見ることができる催しになっています。
3Dモデルの制作には、ドローンの空撮やレーザによる撮影を行い、
フォトグラメトリという技術が用いられました。
その3Dモデルを、今年2025年が前川國男の生誕120周年ということで、
たてもの園フェスティバルをお披露目の場として体験する催しが企画されました。
『たてもの園フェスティバル』は、
江戸東京たてもの園にて3月27日と28日に開催されます。
3月28日の開園記念日は入園無料です。
詳しくは、江戸東京たてもの園の webサイトをご覧ください。